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ラグビー単語

ラグビー

ラグビーとは、スポーツの一種。日本では専ら、ラグビーユニオンしている。

概要

「3種のフットボール」すなわちサッカーアソシエーションフットボール)、ラグビーフットボールアメリカンフットボールの一つでサッカーより歴史が新しく、アメフトより歴史が古い。

15人制、10人制、7人制があるが、日本では一般に15人制をすことが多く、10人制や7人制はマイナー2016年リオデジャネイロオリンピック100年ぶりに正式種として7人制が採用される見通し。オーストラリアなど一部のではプロ化しており、13人制のラグビーリーグが存在するが、日本にはい。

イギリス発祥のスポーツであるが、イングランドではそこまで人気は高くなく、むしろウェールズスコットランドの方が人気は高い。また、イギリスの統治下にあったオセアニアで盛んで、とりわけニュージーランド技とまで言われるほど人気度も実世界一である。他に、オーストラリア(ただし、人気イメージほど高くない)、西サモア、フィジー、トンガなどのオセアニア南アフリカ(ただし、アパルトヘイトの影人のみ浸透し、人はサッカー流だった)、を初め、フランス(特に南部)、アイルランドアルゼンチンなどで人気が高い。

一方、アメリカアメリカンフットボールが存在するために、ラグビー人気は低かったが、近年大学を中心にラグビー競技人口は急増しており、ラグビープロリーグも発足するまでになっている。また、意外なことにドイツでは全く不人気であり、このもむしろアメリカンフットボールの方が盛ん(世界で2番か3番に盛んなとされる)である。

日本では古くから浸透し、過去にはサッカーぐほど人気が高かったが、人気ドラマスクールウォーズ」が放送された1980年代をピークに人気の凋落が著しく、サッカーバスケットボールに競技者を奪われてしまい、ラグビー人口は減る一方となっている。かつては住友グループスポンサーとなって盛んにラグビー中継を流していたが、現在地上波での放送といえば、高校ラグビーの全大会決勝をTBSで、大学ラグビーの一部をNHKが流すくらい。

とはいえ、近年のラグビー競技者人口は約11万人ぐらいで、しかも高校からの経験者が大半であることを加味すれば健闘している(男子バレーが12万人ぐらいなので、それと同じぐらい)方である。また、関東を中心に大学スポーツとして盛んで、早慶戦といえば野球ラグビーといわれるほどであり、現在下9連覇の帝京大学を筆頭に、東海大学早稲田大学明治大学慶應義塾大学など強が多い。関西では伝統的に同志社大学大学、そして京都産業大学が強いが、関西ではむしろアメリカンフットボールの方が盛んである。

一方の高校ラグビーは西高東低を続けており、関西九州高校に強が集まっている。中でも大阪府代表が強い(東海大、常学園、かつては啓学園、大阪工業大附属など)。その大会の舞台の一つであるラグビー場(大阪府東大阪市)はラグビー聖地の一つとなっている。関東神奈川県が伝統的に強として知られ、相模工、桐蔭学園などが名門として知られる。他に秋田県にある秋田工業高校V15を達成した古として知られた。

社会人リーグトップリーグといわれ、16のチームが毎年覇権を争っている。特に新日釜石(現釜石シーウェーブス)と神戸製鋼スティラーズ覇権争いは今もりぐさになっている。

誕生

1823年、イングランドのパブリックスクールであるラグビー校においてフットボールの試合が行われていたときに、生徒の一人であるウイリアムウェブエリス少年ボールを持ち走り出したことが起と言われている。

なお、ここでいうフットボール現在サッカーのことではなく、もっと原始的な「フットボール」のことであり、手を使うことはルールとしてアリだったらしい。「ボールを持って走った」 ことでラグビーフットボールが産を上げたである。実際かなりあいまいな部分もあるのかもしれないが、記録として残されているのがエリス少年の事例のみであるため、これが起というのが定説になっている。ちなみにラグビーワールドカップの優勝カップウェブエリスカップという名前である。

その後ラグビースクールフットボールとして人気スポーツとなったが1863年にフットボール・アソシエーション(FA)が誕生、「ゴールキーパー以外は手を使えない」、「相手を蹴ってはいけない」などのルールを作成し現在サッカーフットボールが生まれた。

この時にルールに反対してFAを脱退した一部のクラブチームの代表たちが1871年にラグビーフットボールユニオンRFU)を設立し、正式にラグビーフットボールが誕生した。

 

ラグビーの美徳とプロ化

英国紳士たちが生み出したラグビーの美徳として有名なものに”No side精(試合が終わったら敵味方は忘れる)”、”One for all,all for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)”というものがある。

一般には有名ではないが重要なものとして、アマチュアリズムというものがある。ラグビーはかなり過酷なスポーツであるが、当時のスポーツとしてもしく報酬をめないことを美徳としていた。

学生のうちはまだしも仕事と並行して趣味スポーツをするのはなかなか難しく、まして数あるスポーツの中でも危険な部類に入るラグビーである。「ももらわずにこんなんやってられっか!」と思うのも理はない話である。

そのためイングランド北部ではノーザン・ラグビーフットボールユニオン(NRFU)が設立され、プロとして報酬が存在する22プロチームから成るラグビーリーグが発足した。これは現在ラグビーリーグフットボール」として発展しており、「1チーム13人で行う」「ラック、モールといった密集を排除した」など日本で一般に言われるラグビーとは似て非なるスポーツである。(詳しくは「ラグビーリーグ」に参照)

一方でイングランド南部ではケンブリッジ大学vsオックスフォード大学戦に代表されるアマチュアリズムを守ってのラグビーが続いていた。上記のリーグラグビーに対してこちらはユニオンラグビーフットボールであり、日本で一般に言われるラグビーはこちらである。

ユニオンからリーグへの選手の流出問題や、リーグに所属した選手のユニオンへの受け入れ拒否など、長い間ユニオンリーグは対立関係にあった。

1987年、第一回ラグビーワールドカップが行われたことをきっかけとして、ついに1995年ラグビーユニオンプロを容認した。日本でも2003年トップリーグが発足している。

 

ポジション

ラグビーは1チーム15人で行われ、フォワード8人、バックス7人で形成される。

スターティングメンバー背番号ポジション毎に固定になっている。

① ② ③

④⑤

⑥ ⑧ ⑦

⑪ ⑫ ⑬ ⑭

フォワード

スクラムバスケットボールでいうところのジャンプボールみたいなもの)、ラインアウトサッカーでいうところのスローイン)などのセットプレーを行う。相手に当たり負けない体の大きさ、の強さなどが要される。

プロップ(Prop,PR)

直訳で「支柱」。No.1とNo.3の2名がいる。スクラムを支える役であり、重量やパワーが重視される。

フッカー(Hocker,HO)

直訳で「引っ掛ける人」。No.2の1名のみ。スクラムに投入されたボールを最初に引っ掛ける役である。

ラインアウトスローワーを兼任することも多い。

ロック(Lock,LO)

直訳で「固定」。No.4とNo.5の2名がいる。スクラムを固定する役であり、上背や体格が重視される。

ラインアウトジャンパーを務めることが多い。

フランカー(Flanker,FL)

直訳で「側面の人」。No.6とNo.7の2名がいる。遊撃手的役であり、スピードタックルの上手さが重視される。

ナンバーエイト(No.8)

直訳で「8」。No.8の1名のみ。スピードパワーテクニックフォワード統率など全てがめられる万性が必要なポジションである。

 

バックス

攻撃時はフォワードから供給されたボールを前進(ゲイン)させるのが的。足の速さやパス、キックの上手さが要される。守備時はディフェンスラインを引き、また相手のキックに備える。

スクラムハーフ(Scrum Half,SH)

直訳で「スクラム半分」。No.9の1名のみ。スクラムボールを投入する役だけでなく、フォワードバックスの中間位置でフォワードバックスを繋ぐ役であり、敏捷性や判断、パスの上手さが重視される。

スタンドオフ(Stand Off,SO)

直訳で「離れた位置」。No.10の1名のみ。スクラムハーフから供給されたボールを、バックスへ展開する役であり、判断キックが重視される。日本でのみスタンドオフと呼称されるが、海外では一般にフライハーフと呼ばれる。

センター(Center Three quarter Back,CTB)

直訳で「ん中」。No.12No.13の2名がいる。切り込み役であり、攻守において当たりの強さが重視される。

ウィング(Wing Three quarter Back,WTB)

直訳で「」。No.11とNo.14の2名がいる。ポイントゲッターであり、スピードが重視される。

フルバック(Full Back,FB)

直訳で「一番後ろ」。No.15の1名のみ。スピードパワーテクニック、判断など全てがめられる万性が必要なポジションである。

ラグビーの得点方法

ラグビーには4種類の得点方法がある。

ルール

ラグビーメジャーになりきれない理由の一つが、複雑なルールにある。アメリカ人に至っては、No.1じゃないのは嫌だ こまけぇこたぁいいんだよ!ということでアメリカンフットボールを作ってしまった(アメフトの方がルール複雑じゃね?というツッコミ)。

大原則として「ボールより前にいるプレーヤープレーに参加できない」ことがある。ボールより前でプレーするとオフサイドとなる。また、ボールを持っている選手以外へのタックルは禁止されている。

反則の程度によってゲーム再開が3通りに分かれる。本記事では、緑色スクラムとなる軽いミスハンドリングエラー)、橙色フリーキックとなる軽い反則、赤色はペナルティキックとなる重い反則を色文字で示した。

試合の流れは簡単で、前半40分、後半40分の先攻、後攻で試合を行う(大学以上の場合)。その間にボールを持って走り、後方にパスを繰り出したり、前方にキックしたりして、相手のタックルを躱したりブレイクダウン(後述)を制したりしながら、トライ(5点+コンバージョン2点で最高7点)やキック(3点)により、得点を競う。サッカーなどのようなアディショナルタイムはない代わりに、前後半終了のホーンが鳴っても、現在攻撃権を持っているチームプレーが止まらない限り(ボールが外に出る。あるいは反則を起こす)プレイ継続される。試合終了をノーサイドというが、これは日本固有の呼び名であり、際的にはフルタイムという。

選手交代は、かつては怪人を除いて交代できないというとんでもないものであったが、今日では7人まで交代要員を用意できる。しかし、一度交代すると交代を告げられた選手はその試合に出ることはできない(サッカーと同じようなルール)。

このプレーの流れを前提に、以下のルールが適用される。そしてラグビーを楽しむ以上、最低限この3つのルールは覚えておきたい。他にも頻繁に発生する重要なルールは太字で示した。

それからこんなルールもある。

  • ボールに人が密集して、ボールが出てこなかったら中断(アンプレイアブル)。中断の原因を作ったほうの反則(厳密には違うんだけど)扱い。

だが、反則が起こってもゲームを中断することで反則を起こされたチームが不利になる場合は、審判の判断で一時的に「流す」ことが多い。これをアドバンテージ・ルールといい、まずルール違反のペナルティよりアドバンテージありきでプレイ継続する。そして、反則を起こされて不利な条件になった時にそのルールを遡って適用する(同じ程度の反則なら相殺される)。また、反則によるアドバンテージを得てからでも30m~40m程度ゲイン(進むこと)すると審判の裁量によりアドバンテージが消失する。

また、トライが確実に決まる状態で相手側がそれを妨げるような悪質な反則を起こした場合は認定トライといって、トライが認められる。それだけでなく、悪質な反則を行った選手は10分間の退場を命じられる(この選手退場をシンビンという)など極反則チームをしなかったチームに対し、有利に働き掛けるようなルール構成となっている。

これ以外にも細かいルールがたくさんあり、全部で180以上もある。特に密集(モール、ラック)際のルールは随時訂されつづけているため、全部覚えるのは容易ではない。が、試合を見るだけなら上記を覚えておけば十分だろう。

タックルに関するルール

以下のタックルに関するルールも覚えておくと、試合の展開がより深く分かってくる。特に試合の流れを左右する、ボールの展開に対する反則は頻繁に登場する。なお、タックルによって相手がボールを離した後、ボールを争奪しにいく状態をブレイクダウンという。

セットプレー・密集プレー

セットプレーと密集プレーは覚えておくとより試合展開を楽しめるだろう。

セットプレー(スクラムとラインアウト)

いずれもセットプレーとして頻繁に見るプレーであり、特にスクラムラグビーの特徴的なシーンとしてられることが多く、フォワードが務まるのはスクラムありきと言われるほど重要な要素である。

密集プレー(ラックとモール)

この二つも試合中によく見る状態であるが、スクラムとの違いはセットプレーではなく、試合中に、動的に形成される。また、ラックとモールのいずれも、参加するためには最後尾の選手より後ろから参加しないとオフサイドになる。

  • ラック
    地面にボールが地面に落ちた状態で、選手がボールをめぐり2人以上密集することで、ブレイクダウンの一種。ラックが形成されると、スクラムと同様に手を使ってボールを掻き出すことは反則(ハンド)になる。足でボールを掻き出すか、ラックに参加している相手選手を押し込んで、その場所からどかせた後、ラックに参加していない選手がボールを確保するかしないといけない。また、タックルが起きた後にラックが形成されることが多い。

セットプレー(キック)

ここではゲーム上における様々なセットプレーにおけるキックプレイキックドロップキックフリーキック、ペナルティキック)について説明する。なお、セットプレーキックにおいては、いずれのプレー中も相手は10m以上後退しなければならない。また、フリーキックやペナルティキックとなった場面で、状況に応じてスクラムラインアウト2013年より適用)を選択することもできる。

日本のラグビー

日本ラグビーの国際試合における苦難の歴史

日本におけるラグビー人気1970年代に一時的に流行したがその後は低迷しており、サッカー野球などの人気スポーツとは大きく差がついている。2003年ラグビープロリーグであるトップリーグが発足したが、まだ一般の知名度は低く、人気でも早慶戦や明戦などの大学ラグビー園(全高校ラグビー選手権)には及ばない状態である。

ラグビー日本代表ファーストジャージーのデザインの横線。胸にのエンブレムを付けた「ジャージ」が伝統で、海外ではチェリーブロッサムブレイブブロッサムズ(の勇士)あるいは単にブロッサムと称される。内のラグビーファンは古くから単純に「ジャパン」と呼ぶことも多い。

世界における日本ラグビーはまだまだ弱小国である。第7回までのラグビーワールドカップ全てに参加しているが、戦績は24戦中1勝21敗2分。当然ながら予選リーグを突破できたことは一度もない。

第7回(2011年)までの一の勝ちは第2回(1991年)のジンバブエ戦(52‐8)と大差をつけたとはいえかなりの格下相手であった。また敗戦の中では第3回(1995年)に世界最強と名高いオールブラックスニュージーランド)戦とはいえW杯史上最多得失点差となる17-145という歴史的惨敗をリザーブ体の相手に喫している。2回の引き分けも確実に勝てると踏んでいた第6回(2007年)、第7回(2011年)のカナダ戦であり、実質限りなく負けに近い引き分けであることを考えると散々な成績である。

スーパーラグビーにサンウルブズ参戦(2016年~)

2016年

2016年世界最高峰のラグビーリーグであるスーパーラグビートップリーグの選抜チームであるサンウルブズが初参戦したが、1勝1分け13敗と最下位に沈み、特に7試合チーターズ(南アフリカ)には17-92と記録的な惨敗を喫した。この試合後、2015年当時のW杯における日本代表ヘッドコーチで現イングランドの代表監督であるエディー・ジョーンズ氏から「ラグビーチームとして恥、勝てないのに喜ぶ古い日本ラグビーチームに逆戻りした」と馬鹿批判され、日本国内や海外からも弱すぎて参戦した意味があるのか?というも聞かれる有様であった。一の1勝もサンウルブズと同じく初参戦だったアルゼンチンジャガーズに勝ったのみで、南半球3強(ニュージーランドオーストラリア南アフリカ)のチームからは1勝も上げられず、レベル差がありすぎるのを痛感する形となった。

ただし、上記はサンウルブズのチームの準備が日本ラグビー協会の内部対立などで遅れ、また各トップリーグチームを出し渋った影があったのは追記しておきたい。

2017年

参戦2年となり辱を帰すとの意気込みでのぞむも、プレシーズンマッチでサンウルブズ以外のトップリーグ選抜チーム練習試合を行ったが敗北寸前まで追い込まれ、何とか逆転勝ちしたものの、スーパーリーグ開幕前からすでに暗が漂っているといっても過言ではなく、前途多難な状態にあった。結局スーパーリーグ開幕戦のハリケーンズ(ニュージーランド)に17-83で大敗すると、その後も調子は上がらず、特に13試合ライオンズ(南アフリカ)には7-94スーパーリーグ史上最多タイとなる14トライを献上して惨敗を喫するなど、最終的に2勝13敗に終わった。特に守備面が破綻しており、失点は昨年より大幅に増加するなど大敗が立った。

しかしその一方で6試合のブルズ(南アフリカ)に21-20で勝利して南半球3強の所属チームから初勝利を挙げ、最終戦ではブルース(ニュージーランド)に48-21で快勝するなど意地を見せ、最終的に2勝をあげたことで、今シーズン1勝1分13敗と大不振だったレベルズ(オーストラリア、今季サンウルブズとは対戦なし)の成績を上回り、18チーム17位と最下位を脱出するのには成功した。また昨年に記念すべき初勝利をあげたアルゼンチンジャガーズには11試合で対戦して逆転負けを喫して辱を許したが39-47と大戦を繰り広げるなど悪い試合ばかりではなく、接戦を落とさない勝負強さを身に着けることが来季以降の課題になりそうである

ラグビー日程の変革

上記のサンウルブズの大敗を受け、ラグビーの日程全体にもメスを入れることを日本ラグビー協会が体となって動いている状態にある。

例えば日本社会人以降のラグビーシステム高卒叩き上げを育てるのではなく、大卒を即戦で取る方針に1980年代頃から転換したのが影したのか、社会人大学生との実差は開く一方であったが、「1989年以後に大学勢が社会人トップチームからわずか2勝しか挙げられていない」「日程短縮による負担の軽減」「日本代表&サンウルブズの集中強化」の3つを大義名分の理由として、2017-2018年シーズンからラグビー日本一を決める日本選手権の参加から大学止するという大胆な革が実施される。

上記の変更は先のW杯に向けた際代表強化を最優先するあまり、大学ラグビーの一層の地盤沈下を招き、長期的には日本ラグビーの更なる弱体化を招くのではないか?と懸念するもあるほか、アマチュアチームの参加を許さない大会など、もはや日本選手権でもなんでもなく、大会そのものを存続させる意義があるのか?というが出てくることも予想されるが、これらを封殺する結果を出すことが一層められていると言えよう。

※以下編集者の偏りまくった偏見混じりのため、流して可。

昨今の学生ラグビー学生選手権8連覇中の絶対王者帝京大学をはじめ、東海大学や流通経済大学といった大学ラグビーでは較的強校としては歴史の浅い新鋭校や、関西では伝統校だが近年大学選手権でも侮れない存在となった大学などが台頭する一方で、早稲田大学慶應大学明治大学(以下早慶明)の3校は伝統校として日本ラグビー界において強い影を持つ古かつ強チームながら、96年以降から徐々に頭を現し、特に大学選手権3連覇を果たした11年以降は絶対王者の地位を築いている帝京大学早慶明の3校は11年以降だとリーグ戦形式の関東対抗戦でも勝利できておらず、伝統校でもない帝京大学無双を快く思わないという妬みが根幹となって、帝京大学日本選手権から排除したいという思惑が働いた結果、学生止という方向に動いた可性も否定できない。

ちなみに帝京大学は14-15年にトップリーグNECを倒す快挙を成し遂げたほか、16-17年のトップリーグ日本選手権と二冠を達成したサントリーに前半は同点と健闘しており、全く通用しないというほどトップリーグと実差があるわけではない。下手すると社会人を倒しかねない地を持っている帝京大学を恐れた処置にも見える。(88-89年以降は社会人学生の差は絶対的であり、社会人が負けることは面子が潰れるのと同義であるため)

また85-86~94-95年の大東文化大学(大学選手権優勝3回、準優勝1回)、97-98年~06-07年の関東学院大学(大学選手権優勝6回、準優勝4回)の2校が一時的に大学ラグビートップ争いに台頭した頃は、早慶明のいずれかのチームと実それなりに拮抗していたので、現在帝京大学早慶明のいずれかの大学が拮抗する状態にあったなら、格上の社会人学生が挑めるチャンスである日本選手権から大学チームを排除するという根幹を覆すような変更はなされなかった可性もありうる。

編集者の偏見ここまで

日本代表のW杯、そして五輪7人制での躍進

上記のような課題点はまだまだあるものの、日本代表そのものは近年地がついてきており、2012年11月日本代表海外遠征の試合で初勝利を挙げている。相手はグルジア(現ジョージア)、ルーマニアと格下チームではあるが確かな進歩である。

また日本人選手の田中史郎選手、堀江翔太選手(共にパナソニック所属)らが2013年からスーパーラグビーチーム契約している。スーパーラグビーとはラグビー豪国であるニュージーランドオーストラリア南アフリカの15のクラブチームで争われる世界トップクラスラグビーリーグであり、野球で言うところのメジャーリーグサッカーで言うところのセリエAである。両選手の今後の活躍が期待される。

そしてついに2015年の第8回W杯本選のBグループ初戦で南半球3強の一にあたる強プリンボクス(南アフリカ)戦で終了間際のロスタイムに逆転勝ち(34-32)し、W杯における2分けを挟んでの連敗を16で止めた。ラグビーアップセットがまず起こらない競技(世界ランク10位以下のチーム南半球3強の正代表に勝ったことはこの試合まで皆無だった)として知られており、世界ランキング13位の日本が同3位の南アフリカからあげたこの大金星は「ラグビー史上最大の番狂わせ」としてラグビー業界のみならずスポーツ業界通してですら衝撃を与えた。残る3試合は過去1勝しか出来てない古スコットランドには敗れたものの、過去の戦績では分が悪かったサモアとアメリカに勝って予選プールで3勝1敗としたが、勝ち点で及ばず3位でプール戦敗退となった。ちなみに過去W杯において3勝を上げながら予選プールで敗退したのも史上初である。

また2016年リオデジャネイロ五輪では初採用された7人制ラグビーで見事ベスト4に進出した。予選リーグではイギリスに敗れたものの、ニュージーランドを降す番狂わせを演じ、ケニアも降して2勝1敗で予選リーグを通過、決勝トーナメント緒戦ではフランスを降した。準決勝で優勝したフィジー、3位決定戦では南アフリカと7人制世界ランキング1~2位の強には敗したが、7人制では世界ランキング15位の日本は十分に旋を巻き起こしたと見ていいだろう。

2017年7月の時点でIRB(ラグビー協会)でのランキングは11位である。2019年ワールドカップ日本で開催されることもあるし、がんばれ、ジャパン! 

メディア

ラグビーで最も有名なメディア伏見工業高校ラグビー部をモデルにしたドラマスクールウォーズ」だろう(も、これによってラグビー=危険なスポーツというイメージも浸透したそうだが)。今でも当ドラマテーマ曲「HERO」はラグビーテーマソングとして認識されている。

一方、ラグビー漫画は1対1の対決が少なく、主人公を絞りにくいのと、ルールの複雑さ、はたまた競技柄泥臭い表現が敬遠されてヒット作が生まれず、「ALL OUT!!」が出るまではいずれも10巻以内の短命に終わっており、スポーツ漫画門といわれている。それでも大学ラグビーを題材とした「ノーサイド」(集英社ビジネスジャンプ・7巻完結)など、極端に短命だった作品ばかりではない。また過去にはサンデーコミックスが何度もラグビー漫画を送り出しており、なかいま強の「ゲイン」(7巻完結)、菊田洋之の「HORIZON」(7巻完結)などがある。フルバック」なんてなかった。

また、競技自体がスポーツゲームの本場であるアメリカ人気がなかったため、ゲームソフトも他のスポーツべ少ない。

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初版作成日: 10/01/07 21:49 ◆ 最終更新日: 18/02/11 10:58
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ラグビーについて語るスレ

306 : ななしのよっしん :2017/09/05(火) 23:50:20 ID: HM/il0x422
>>304
ノイジーマイノリティてしってる
あーうー言ってたら総意気取りとか面いですね
307 : ななしのよっしん :2018/01/23(火) 18:40:10 ID: yp3vhBN+R9
>>sm32623162

いいダイマでした
308 : CC :2018/01/25(木) 23:49:22 ID: 41hxo7QLM2
13人制のラグビーリーグも面いよ、その上にルールが簡単、スクラムが非衝突的の為安全性も高い
だが日本代表ユニオンよりも弱小
309 : ななしのよっしん :2018/01/26(金) 10:38:19 ID: Lzs0HwTCf6
大昔、19世紀くらい?までは、トライしてコンバージョン決めて初めて点が入ったって聞いたけど、本当?
どっかに大昔のルールとか載ってないかしら?
310 : ななしのよっしん :2018/05/18(金) 03:25:04 ID: 6f21mUriOq
日本人で(ほとんど)アメリカしかやってないアメフトやるのが理解できない
アメリカ合衆国フットボールだぞ
世界中で人気ラグビーとかならわかるけど
アメリカ人に気に入られたいのかな
311 : ななしのよっしん :2018/05/24(木) 13:16:16 ID: gpKVdSvKJV
そのアメフトと間違えてかれてて
312 : ななしのよっしん :2018/05/24(木) 13:24:59 ID: Q46MFtRvDA
>>309 だからゴールじゃなくてトライ(TRY):試みる って名前なんだと聞いたことありますね。
313 : ななしのよっしん :2018/06/09(土) 16:41:08 ID: lnCvemEV+8
34 - 17

勝ったぜ!!
314 : ななしのよっしん :2018/06/12(火) 20:21:53 ID: Dv1Ro8C/Oy
バ「ト」ミントンと似たような事情か、
ラ「ク」ビーという表記が見られる。

うちの高校では「ラクビー部」表記だった。
おそらく部員も競技名を「ラクビー」だと思ってる。
315 : ななしのよっしん :2018/06/16(土) 21:06:56 ID: lnCvemEV+8
あれだけミスを出して1ゴール差まで追いつめた、という見方もできるが
そもそもミスを連発しなければ逆転できてたんだよなぁ…

とはいえ、前半の惨状からよく追いついたとは思う
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