篝火(遊戯王OCG)とは、アニメ・遊戯王GXおよび遊戯王OCGに登場するカードである。
概要
OCGにおいて
《篝火/Bonfire》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル4以下の炎族モンスター1体を手札に加える。
2023年6月10日発売「ANIMATION CHRONICLE 2023」にて登場。
このパックにはアニメ由来のカードが収録されているが、多くは既存のカードであるため、既存のプレイヤーがこのカード目当てにパックを買うメリットは薄い……のだが、このカードは余りにも強力なため市場で価格が高い(2024年2月時点・後述)。
効果は至ってシンプルで、レベル4以下の炎族モンスターをサーチするというもの。
一見シンプルな効果なのだが、その真価はサーチ先となるレベル4以下の炎族モンスターにある。
発売時点で存在した炎族主体のテーマは【ヴォルカニック】・【ラヴァル】の2つ。
このうちヴォルガニックは前の月に発売された「デュエリストパックー爆炎のデュエリスト編―」でテーマ単体で戦えるまでに強化されていたが、このカードで更なる力を得た。
それ以上に強力だったのが翌月発売「AGE OF OVERLOAD」に登場する【スネークアイ】である。
スネークアイはレベル1モンスター2体で上級モンスターを特殊召喚する効果、上級モンスターが墓地に送られると墓地のレベル1モンスター2体を蘇生する効果、モンスターを永続魔法にしたり、逆に永続魔法扱いのモンスターを特殊召喚する効果を兼ね備えたテーマである。
登場時点ではそれほど目立ってなかったが、秋の「PHANTOM NIGHTMARE」で《蛇眼の炎鱗》や《賜炎の咎姫》が登場したことでスネークアイは純・混合構築としても、出張としても広く用いられるようになった。
おまけとして、このカードでサーチ出来るカードの中には《業火の結界像》が存在する。
要は《烈風の結界像》の炎属性版なのだが……《烈風の結界像》の末路を知れば、このカードの存在の危うさを知るだろう。
現状炎属性のテーマが環境トップに立っているため、必然的にこのカードの価値も高くなっている。OCGの場合、(ノーマルはともかく)高レアリティのものは3枚揃えるのに諭吉1枚では足りない可能性もある。海外に至っては低レアの最安値の時点で1枚130ドル(約18,000円)となっている。
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マスターデュエルにおいて
【罪宝】・【スネークアイ】の登場から約2か月後、「ブレイジング・アリーナ」にて実装。
環境トップのスネークアイは新規バリア登場して間もないということもあり、主だった規制が掛けられていない。そのような状況下でスネークアイモンスターの初動に繋がる篝火が登場した。
パックには【ヴォルガニック】の新カードも収録されており、罪宝・スネークアイのパックも販売終了間近だが引くことが可能。
アニメにおいて
GXでは鮎川先生が《燃える藻》をサーチするために使っているが、あちらはターン1制限が無いため、《魔法石の採掘》で再利用していた。
また、ミスターTが永続魔法《ヴォルカニック・ウォール》の効果でデッキから墓地へ送っている。
関連動画
関連項目
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