薪窯のパンドラとは、原作:くずもちまつり、作画:誰がしによるストーリー漫画である。
『まんがタイムきららフォワード』にて2023年1月号より連載されている。単行本既刊2巻。
ストーリー
祖父のお店を引き継ぎ、パン作りに勤しむ女子高生の蓬莱恵理。ある日お店にやって来た野々宮麦との出会いが、閉ざされがちだった恵理の心を少しずつ開いていく。一方で麦は恵理に何かを隠している様子で──
恵理のパン屋「パンドラ」のモデルは、実在の店であり愛知県額田郡幸田町にある「緑と風のダーシェンカ」である。
登場人物
- 蓬莱恵理(ほうらい えり) - 三日月高校の高校2年生(物語開始時)。薪の石窯で焼くパンが特徴のパン屋「パンドラ」を祖父から引き継いで店長をしている。祖父から受け継いだ技術の範疇内でのパン作りはとても手練れている。他人と話すのが苦手なため接客は不得手。ポニーテールを大きなリボンでまとめているが、仕事以外では髪を下ろし眼鏡をかけている。
- 野々宮麦(ののみや むぎ) - 高校2年生で恵理と同じクラス。京都から引っ越してきたばかりで、恵理の店にやってきていきなりメロンパン20個を注文したのがきっかけでパンドラで働くようになった。屈託のない性格で恵理の心を開いていくが、その恵理に対しては何かを隠している様子。過去に大怪我をしたことのトラウマが原因で包丁を使うことを恐れている。
- 大熊日菜乃(おおぐま ひなの) - 高校3年生。恵理の幼馴染。パンドラでは接客や製造を担当している。童顔で背が低く子供っぽい性格。年下の麦に対し当初距離を置いていたが、すぐに打ち解ける。
- 千代ころね(ちよ ころね) - パンドラのバイト。実家は定食屋でパン作り等料理の腕はあるが、遅刻とサボり癖がありよくバイトをすっぽかす。調子に乗りやすい性格で、雇い主の恵理に対しても遠慮しない。ボク娘。
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関連静画
薪窯のパンドラに関するニコニコ静画のイラストやマンガを紹介してください。
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単行本は既刊2巻。COMIC FUZで追っかけ連載されている(木曜日更新)。
なおまんがタイムきららフォワード2024年3月号掲載の第11話は、原稿の色塗りや背景がほぼ真っ白の状態で掲載されCOMIC FUZでも訂正されていないが、該当の話が収録された単行本2巻では完成版の内容に仕上がっている。
関連項目
外部リンク
- 薪窯のパンドラ(COMIC FUZ)
- くずもちまつり(X(旧Twitter))
- 誰がし(X(旧Twitter))
- パン屋を継いだ女子高生店長を描く「薪窯のパンドラ」きららフォワード新連載
- 祖父の店を守りたい、人見知りなJKパン職人とはらぺこ少女の物語「薪窯のパンドラ」
- 緑と風のダーシェンカ(モデルとなったパン屋。幸田店)
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