赤ずきん(神獄塔メアリスケルター)とは、ゲーム「神獄塔メアリスケルター」の登場人物である。
CVは大久保瑠美。
概要
異形の怪物メルヒェンと戦える能力を持った血式少女の一人。モチーフはグリム童話の「赤ずきん」。
最初に発見された血式少女で、年齢も最年長の20歳。過去の物語にも登場するため、何かと出番が多い。最年長で最古参なので、他の血式少女をまとめるリーダー的存在。しかし脳筋で、何かと無策で突っ込む。一人称は「あたし」で、髪型は茶髪のボブ。得物は巨大なハサミ。前日譚によると博士からプレゼントされたものらしい。血式リビドーは「頭を何かで覆いたい」というもの。故に常時パーカーを着ている。頭を覆わないと動揺したり、落ち着きが無くなったりする。
来歴
本編開始の20年前、旧駅構内エリアにて黎明の調査隊に発見される。保護された当時はまだ幼かった。彼女は特異な能力を持った血式少女である事が判明し、脱獄を目指す黎明メンバーの曙光となった。貴重なサンプルとして多様な実験・調査を受けたが、赤ずきんは嫌がらずに受け続けた。健気な彼女に黎明も優しく接し、赤ずきんもまた心を開く。保護された日を誕生日とし、少ない物資をやりくりしてケーキを作って、赤ずきんを祝った。親身に接する博士の事を「お父さん」と呼び、まるで本物の親子のような関係を作った。長らく黎明の貴重な戦力だったため、独房エリア調査の際は大変重宝された。
前日譚では幼い頃の彼女が登場。水族館らしき場所をハルと調査していたが、はぐれてしまう。単独行動中に同じ血式少女である人魚姫と出会うも、ブラッドスケルター化したためやむを得ず殺害している。この出来事がきっかけで血式少女にはブラッドスケルター化という恐るべき発狂状態がある事が判明した。今まで赤ずきんがブラッドスケルター化しなかったのは、黎明がそれだけ寵愛していたからだった。
神獄塔メアリスケルター
旧街道エリアに血式少女がいるとの情報を受け、彼女が助けに来たところから物語が始まる。ジャックとアリス、そして囚われていた人々を黎明の解放地区にまで誘導し作戦は成功した。以降、血式少女隊のリーダーとして他のメンバーをぐいぐいと引っ張っていく。彼女の明るく大雑把な性格は、絶望的な状況の清涼剤となった。しかし年長者だから、リーダーだからと負担を背負い込む傾向にある。
神獄塔メアリスケルター2
おつう、人魚姫とともに最古参の血式少女として登場。前作同様、旧街道エリアの独房の解放に現れる。
前作と比べて口が悪くなっており、お姉さん気質は鳴りを潜めている。物語冒頭でおつうや人魚姫と離れ離れになり、行方不明となる。その後しばらくは出番が無かったが、元駅港内エリアでブラッドスケルター化している姿で発見される。メルヒェンを惨殺し、ナイトメアにも襲い掛かった。その狂戦士っぷりは、ナイトメアの全部位を破壊してしまうほどだった。血式少女隊の活躍で取り押さえられ、ジャックの血液を浴びせられて正気に戻った。以降は仲間に加入。
話を聞いてみると、赤すぎんはおつう達とはぐれたあと黎明の解放地区へ戻ったが、そこは既に謎のナイトメアによって廃墟と化していた。大切な人々と、父と慕っていた博士を一挙に失って憎悪が発露、ブラッドスケルター化し、正気を失ったまま独房エリアを放浪していたのだという。拠点を壊滅させた謎のナイトメアを憎み、復讐を誓う。公式ムービーでは「憎悪の姉」と説明されている。
関連項目
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