「霞が関」とは、東京都千代田区の地名である。
中央諸官庁が集中している地域であることから、中央官庁や官僚を比喩する言葉としても使われる。
概要
皇居の南、国会議事堂がある永田町の東側に隣接し、JR有楽町駅・日比谷公園の西側となる。
桜田門から虎ノ門に至る一帯を指し、外務省を筆頭に、労働省を除くすべての本省、並びに人事院、東京高等裁判所、警察庁、警視庁、最高検察庁、科学技術庁、海上保安庁等の施設がある。
江戸時代は大名屋敷が建ち並ぶ地域であったが、1872年(明治5年)に都心部で起こった大火の後、明治新政府の諸官庁が設置されたことを契機に、1923年(大正12年)の関東大震災後に中央官庁街として整備された。
「霞が関」は明治以降、外務省を指す言葉として定着した。
尚、地名の由来は古く、なんと日本書紀の時代にまで遡り、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が関所を設けた際に付けられたという説がある。
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