（ ｀ハ´）＜04式歩兵戦闘車とは、中華人民共和国人民開放軍が誇る歩兵戦闘車アル！ 中国語での制式名称は「ZBD-04式履带式步兵战车」（ZīyīBìDì-LíngSìshì Lǚdàishì Bùbīngzhànchē）ネ。
作ってみたのはいいけれど
いったいｼﾅｰが何を言っているのかと言うと、1992年に中国が配備を開始した86式歩兵戦闘車のことである。コレ、実はBMP-1の無断コピー品でBMP-1の欠点をそのまま引き継いでいる上そもそも1960年代の設計であり、要するに『配備した時点で既に時代遅れ』だったのである。しかし中国は1970年代のベトナムとの戦争（中越戦争）ではタンクデサントでえらい目にあっており配備しないわけには行かなかったのである。
中国は86式の後継としてBMP-3を検討したがBMP-3は後部にエンジンがあり使いづらく、また来たるべき台湾上陸作戦を行うには水上航行能力が物足りなかった。そこで中国はオリジナルの車体を新規に作りBMP-3の戦闘システム『武装複合体2K23』を乗せることにした。こうして誕生したのが04式歩兵戦闘車である。
概要
オリジナルの新規設計車体にBMP-3の兵器システム『2K23』を搭載した歩兵戦闘車。車体は耐弾鋼板の溶接。アルミ合金も併用してるようで（主に砲塔部）重量は約20ｔとのこと。これは89式装甲戦闘車（約26ｔ）より軽い。
※武装についてはBMP-3を参照。
サイズは7.2m×3.2mとビッグサイズ。寸法的にはBMP-3と大差ない。乗員は車両運用要員3名+歩兵7名で実は05式水陸両用歩兵戦闘車（5.2m（？）×2.7m、運用要員3名＋歩兵9名）より詰め込めない。コレはもう2K23なんてデカ物を積んだ以上仕方ないのかもしれない。
驚異的なのは航『洋』能力があることで、シーステート3（波高1.25mぐらい）なら運用可能とのこと。
現在中国南方に集中配備されていると言われており、北方には水上航行能力を限定的なものにして防御力を向上させた04A式（08式とも）と呼ばれる車両の配備が進んでいると言う。
関連動画
戦車（99式？）や86式歩兵戦闘車と一緒にちらちら出てくる。
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関連項目
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