11式短距離地対空誘導弾とは、陸上自衛隊と航空自衛隊が装備する地対空ミサイルシステムである。
開発中は「短SAM(改Ⅱ)」と呼ばれていた。航空自衛隊のものは仕様が異なり、こちらは基地防空用地対空誘導弾と呼ばれている。
概要
陸上自衛隊の師団や旅団の防空を担う「改良ホーク」や「81式短距離地対空誘導弾」の後継として1999年から新型地対空ミサイルの研究を開始、2011年から配備を開始している。[1]
構成は発射機1台と射撃統制装置1基で1ユニットとなる。機材は3 1/2tトラックに車載しての運用となるが、航空自衛隊は発射装置のみ高機動車に車載して運用する。
81式との違いは、超音速や小型の空対地ミサイルはもちろんのこと、低空で飛来してきた巡航ミサイルにも対応可能になっていることである。また発射方式がキャニスター発射方式となり、整備性や取扱性も改善されている。誘導方式はアクティブ・レーダー・ホーミング方式となっている。
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関連項目
脚注
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