SAGAスタジアムとは、佐賀県佐賀市にある陸上競技場である。
概要
SAGAスタジアム SAGA Stadium |
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基本情報 | |
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所在地 | 佐賀県佐賀市 |
起工 | 1968年 |
開場 | 1970年 |
所有者 | 佐賀県 |
収容能力 | 約15,000人 |
グラウンドデータ | |
ピッチサイズ | 107m×71m |
トラック | 400m×9レーン 全天候舗装型 |
競技場テンプレート |
1976年の『若楠国体』に合わせて1968年に着工、1970年に開場し、1976年の国民体育大会のメイン会場となった。この時の名称は佐賀県総合運動場陸上競技場で、通称『総合グラウンド』。ただし、ほとんどこの通称は佐賀県民しか使っていないため、『佐賀陸』と呼ばれることもあった。
1994年から1996年まで鳥栖フューチャーズの本拠地だったことがある。当時は鳥栖スタジアムが完成しておらず、代替地としホームスタジアムにしていた。1996年の鳥栖スタジアム完成により、その後はサガン鳥栖の試合が年に最大で3回(通常は1~2回程度。)開催される。大体鳥栖スタジアムが芝を10月に張り替えるためである。
ここでサッカーが開催されると芝の問題が指摘される場合がある。鳥栖スタジアムはしっかりした芝を使用し、芝生を張り替えるのであるが、当陸上競技場は芝の張り替えがあまり無い上、秋はすぐに茶色くなってしまう。そのため、九州界隈では国際試合で芝が悪いスタジアムを見ると『佐賀陸みたいだな。』と言われてしまう事も。また、陸上競技場のため陸上トラックがあり、鳥栖スタジアムのようなスリリングな試合を見られない事もネックとなっている。
日本陸上競技連盟第1種公認の競技場で、陸上競技の県大会が毎年ここを舞台に熱い戦いを繰り広げる。2007年には全国高等学校総合体育大会(高校総体)が開催され、陸上競技などで使用された。
1998年に大型ビジョンが設置され、鳥栖スタジアムが2007年にビジョンを設置するまでは県内唯一の大型映像設置競技場だった。しかも、現在も鳥栖スタジアムより大きいため、県内最大の屋外大型映像設置競技場となっている。
2011年から2012年にかけて北部九州で2013年に行われる高校総体に間に合わせるため改修工事を行ったものの、開場から40年以上が経ち老朽化が懸念されていた。このことに加え、2023年に開催される国民スポーツ大会(新型コロナウイルスの影響により2024年に延期)に佐賀県が選出されたことによって、2017年頃から運動場全体の整備が計画され始めた。
運動場全体の施設およびアリーナを含めたエリアの名称が『SAGAサンライズパーク』へと変更され、陸上競技場は400mトラックを9レーンに増設、全天候型雨天走路を6レーン新設し、天然芝の全面張り替えと照明設備のLED照明化などを実施。同時に陸上競技場の名称がSAGAスタジアムへと名称が改められて、2022年5月26日に全面リニューアルオープンした。
SAGAサンライズパークには、陸上競技場の他に水泳場(SAGAアクア)や射撃場(シューティングレンジ)、体育館(SAGAプラザ)、SAGAアリーナ(2023年オープン予定)などがある。飲食物に関しては近隣にセブン-イレブンおよびローソン等がある。
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関連項目
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