SCP-1152とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『A Common Raccoon (アライグマ)』。
概要
SCP-1152 | |
基本情報 | |
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OC | Safe |
収容場所 | サイト92の生物居住棟 |
著者 | Vorcha |
作成日 | 2014年8月3日 |
タグ | 人間型 幻覚 感覚 生命 知性 聴覚 自我 視覚 認識災害 |
リンク | SCP-1152 |
SCPテンプレート |
SCP-1152はアライグマに類似した生物。鼻から尾の先端までわずか60cmで、しかも栄養失調に陥っているにも関わらず体重は75kgもある。SCP-1152のゲノムは通常のアライグマが持つものとは大きく異なるが、ヒトゲノムとはほぼ一致する。SCP-1152のゲノムを財団データベース上に記録したところ、故・エージェント████の遺伝コードと99.87%一致した。故・エージェント███は13ヶ月の間行方不明となり、その後財団によってKIA扱いとなった。故・エージェント███の遺体はまだ発見されていない。また、SCP-1152はアライグマでありながら、ヒトが通常感染する病原体に敏感であることが知られている。これに加え、アライグマとしては異様に長い寿命を持ち、収容されてから6年間生存している。前足の第5指は欠損している。同種をはじめとした野生動物からは敵意を示されていることから、野生動物に対するなんらかの認識災害を及ぼしていることが推測される。
SCP-1152は平均的な思春期後のヒトと同じくらいの知性を有し、サイト98の職員棟で発見されてから2週間の間職員による捕獲から逃れている。収容下に入ってからは典型的な抑鬱症状を示している。一度脱走したこともあり、その際は何故か先述の故・エージェント███の携帯を取り出してその妻に電話をしていた。会話記録はアライグマの鳴き声で構成されていた。その前脚でマニュアル錠を解除することが可能と判明したため、SCP-1152の収容室はカードキーを使用することになった。
しかし、報告書の写真を見る限り、普通のアライグマとの差異はまったく見受けられないのだが……。
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関連項目
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