premini(プレミニ)とは、mova向けの小型ストレート端末シリーズである。
概要
ソニー・エリクソンにより製造・販売されたドコモの第2世代「mova」向け端末シリーズ。当時は既に折りたたみ端末が主流であり、ソニー・エリクソンもドコモ向けにはSO212iなどで折りたたみ端末を納入していた。そのなかで折りたたみ端末並のシンプルな小型ストレート端末として企画されたのが初号機となるSO213iである。
なお、preminiは「premier」「mini」を組み合わせた造語である。
シリーズ一覧
- premini(SO213i)
シリーズ初号機。カメラのないシンプルな小型ストレート端末のため、21xiシリーズとなった。機能はiモード、メール、通話のみで、対応周波数帯は800MHzのみ。
シンプルな端末だが、なぜかはちゅねミクがネギを振ることができる(関連動画参照)。 - premini-S(SO213iS)
マイナーチェンジ版で、初代より筐体がやや大きくなり丸みを帯びた。本体色は白と青の2タイプでSportyさも付加された。型番のSはこのSportyの意味合いも含む。 - premini-Ⅱ(SO506i)
第3弾。これまでは21xiでカメラなしであったが、506iシリーズとなりカメラやiアプリに対応。メモリースティックDuoスロットも追加され、SO502iWMでも採用したメモリースティックオーディオ(ATRAC3)に対応した。アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」にも涼宮ハルヒの使用端末として登場。端末色は黒、白、茶の3色。
なお、メモリースティックオーディオのファイル形式はmsaであり、2025年現在もPSPでは再生可(「Music Center for PC」では形式がomaやomgでないので読み込めず、「SonicStage」が必要)。
※ちなみに、ソニー・エリクソンは506iシリーズとしておサイフケータイ対応のSO506iCも企画しており、SO506iCのほうがpremini-Ⅱよりも先に発売されている。 - premini-ⅡS(SO506iS)
premini-のマイナーチェンジ版で機能面はほぼ同一。ボディは丸みを帯びており、本体色もオレンジ&銀、白&ラベンダー、青&緑と両面で異なる配色に変更された。
その後のストレート端末
ソニー・エリクソンのmova向け小型ストレート端末はSO506iSで終了。同様のコンセプトでソニー・エリクソンとしてはFOMA初号機となるSO902iが企画・製造されたが、こちらは「FOMA STICK」とされpreminiの愛称は用いられなかった。ただし、preminiで培われた経験などがフィードバックされている。
SO902i及びマイナーチェンジで防水機能を付加したSO902iWP+でストレート端末は終了。SO903i以降は折りたたみ端末へと移行した(なお、70Xiシリーズでは折りたたみ端末のみ販売)。
関連動画
関連項目
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