S1000RRとは、ドイツの自動車&オートバイメーカー「BMW」が開発・製造している大型自動二輪車である。
概要
S1000RRは、SBK(スーパーバイク世界選手権)出場のためのホモロゲーションモデルとして2009年デビュー。
レースで勝つことが主眼のため、これまでのBMWの伝統を打ち破り、日本製スーパースポーツバイクの特徴を上手いこと吸収し昇華させた異端児モデルとして業界の話題をさらった。
フロントマスクは左右で異なるというデザインの奇抜さも特徴である。
グレードは「アクティブライン」と「プレミアムライン」の2種類があり、プレミアムラインのみレース仕様ABS、トラクションコントロール、オートシフターが追加される。
日本仕様は騒音規制の問題で最高出力が156PS(欧米仕様は193PS)にダウンしているが、なんとか規制範囲内でパワーを出来る限り出すためアクラポビッチ製のマフラーが標準装備されているのは少し嬉しいところだろうか。
電子制御システム
このS1000RRは安全かつ、レースで最高の成績をおさめるために電子制御システムが多数装備されているハイテクマシンである。
スペック
| エンジン総排気量 | 999cc |
| 気筒数 | 直列4気筒 |
| 吸排気弁構造 | DOHC4バルブ(バルブはチタン製) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| ボア×ストローク | 80mm×49.7mm |
| 最高出力 | 193PS/13000rpm(欧米仕様) 156PS/10000rpm(日本仕様) |
| 最大トルク | 11.4kgf/9750rpm(欧米仕様) 11.2kgf/10000rpm(日本仕様) |
| 圧縮比 | 13:1 |
| 燃料タンク容量 | 17L(ハイオク指定) そのうち4Lはリザーブ |
| 燃費 (90km/h定地走行テスト値) |
17.5km/L |
| トランスミッション | 常時噛合式6速MT |
| クラッチ | 湿式多板・スリッパークラッチ |
| 駆動方式 | チェーン駆動 |
| 全長 | 2056mm |
| 全幅 | 826mm |
| 全高 | 1138mm |
| ホイールベース | 1432mm |
| シート高 | 820mm |
| フレーム形式 | アルミニウム製ブリッジタイプ |
| サスペンション | 前:直径46mm倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式 |
| 乾燥重量 | 178kg |
| 装備重量 | 204kg(アクティブライン) 206.5kg(プレミアムライン) |
| タイヤサイズ | 前:120/70ZR17 後:190/55ZR17 |
| ブレーキ | 前:4ポッド、直径320mmダブルディスク 後:1ポッド、直径220mmシングルディスク |
| 価格 | 169万円(アクティブライン) 199万円(プレミアムライン) |
主なライバル車種
CBR1000RR(ホンダ)
YZF-R1(ヤマハ)
GSX-R1000(スズキ)
ニンジャZX-10R(カワサキ)
RSV4(アプリリア)
F4(MVアグスタ)
1198(ドゥカティ)
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関連項目
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