ShakeSphereとは、VOCALOIDを用いて楽曲を制作／投稿しているP（プロデューサー）である。通称「鮭P」。
概要
ShakeSphereの前半ををローマ字読みにするとシャケになる事から鮭Pとも呼ばれる。なお本人が記載するときには"Shake Sphere"と間にスペースが入っているが、タグではスペースを受け付けないため"ShakeSphere"と詰めて表記される。
作品に使用しているVOCALOIDは「初音ミク」「鏡音レン」「がくっぽいど」で、「初音ミク」については、全ての楽曲に参加している様子。
2009年6月9日投稿の「AWAKE!」は、祭屋とのコラボであり、ニコニコ動画では自身初の非VOCALOID曲となった。以降、UmiNekoなど、他の歌い手への楽曲提供も行なっている。
2009年9月12日に開催された映像オフラインイベント「FRENZ」では、OPの楽曲を担当した。
2009年12月にlowが作詞・作曲・編曲を行った初のソロ曲 【初音ミク】ウィンターライト【オリジナル曲】
を発表。
以後、ogaも自身で作詞・作曲・編曲を行ったソロ曲、及び、歌い手コラボ作品を発表しており、個々の活動も活発化している。
また、lowは2009年頃から都内近郊で行われているクラブイベントにDJとして参加している。代表的なイベントとしてVocaloid Night feat. AVSS
やPrimeなどがあり、「AWAKE!」でPVを担当したyama_koがVJとして共に参加する事もある。
作風
主に恋愛をテーマにしたポップソングを作詞、作曲しており、ベースラインが常に美しい印象的なのが特徴である。
音を分厚く重ねていく「たし算」的な音造りではなく、シンプルな音源を効果的に組み合わせて構成した上で、音の途切れる「空白」部分（=休符）を意図的に挿入する事も少なくない「引き算」的な構成が特徴となっている。これは、ピアプロで公開されている「カラオケ版」を聴くと、より顕著となる。
楽曲のジャンルはハウス、テクノさらにニコニコでは珍しいR＆Bなど多彩で、聴き手を飽きさせない作りこまれたサウンド、王道のコード進行で多くの視聴者を虜にしている。
あまりにも特徴のある音造りのため、最近は「ベースラインの魔術師」や「休符の魔術師」といったタグも付与される様になった。
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