Suno(Suno AI)とは、Suno, Inc.が開発・運営しているAI楽曲生成サービスである。
ニコニコ動画のタグとしては、スペースを含まない「SunoAI」
が使われていることが多い。
概要
2023年12月にアメリカ合衆国のAI企業「Suno, Inc.」が提供開始したサービス。同社については「Suno, Inc.」の記事を参照されたい。
MicrosoftのAIサービス「Copilot」や、Sunoの公式ウェブサイト・モバイルアプリから利用できる。ユーザーが文章や選択肢によってAIに指示すると、それに沿った楽曲が自動生成されるサービスである。
インストゥルメンタルだけでなく、ボーカル音声が入った伴奏つきの楽曲も生成でき、「作曲」だけでなく「作詞」も自動で行うことができる。用意した歌詞に合わせた楽曲も生成でき、公式サイトは英語だが日本語の歌詞も生成可能。
音楽ジャンルや楽曲の雰囲気などで指定する必要があり、「〇〇(固有名詞)のような曲」などの指示は警告メッセージが表示され拒否される。さらに、他者を侵害するような歌詞の生成は禁じられており、下品・わいせつ・名誉棄損的・他者のプライバシーを侵害するような歌詞も規約違反となる。
無料プランでは1日に数回しか生成できず、混雑時は生成に時間もかかる。さらに無料プランで生成された楽曲は権利をSuno, Inc.が有する決まりなので商用利用することはできない。[1]
有料プランではかなりの回数生成させることができ、優先度も無料の利用者より高くなる。生成された楽曲の権利は利用者に移る為、商用利用も可能となる。
難点とその解決例
「生成された楽曲の中で気になった部分だけを修正することができない」問題点があり、良い楽曲が生成されるまで繰り返す必要があることを「ガチャ」に喩えられたりもしている。
こういった難点については「多数生成し、気に入った部分を編集ソフトで結合する」「別のソフトでボーカルを除去抽出→MIDIに変換→MIDIを他の音声合成ソフトのボーカルに置き換える」「DAWソフト等で伴奏とボーカルを統合する」といった手順で修正含めた作業が可能となる。
こちら(外部リンク)
で具体的なソフト名とともに手順が紹介されている。
関連動画
前述のように、下品、わいせつ、名誉棄損的、他者のプライバシーを侵害していたりするような歌詞は規約違反となる。
関連リンク
関連項目
Sunoを用いて制作された楽曲の記事
脚注
- *歌詞を入力して楽曲を生成させた場合でも、その歌詞の権利がSuno, Inc.に移ることはない。
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