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YAJU&U』または『【淫ミュ】ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ 【Cartoon】 』とは、「モチモチ」氏によって生成AIを用いて制作された楽曲である。

概要

動画投稿者モチモチ」氏が、2024年5月25日に「ニコニコ動画」と「YouTube」に投稿した動画/楽曲。当初の動画タイトルはどちらの動画サイトでも『【淫ミュ】ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ 【Cartoon】 』というものだったが、後にYouTube版はタイトルが『【淫ミュ】YAJU&U 【ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ/Cartoon】』へと変更された。

音楽生成AI「Udio」によって作曲されている。後述するが、歌詞制作にも少なくとも一部にはAIが用いられているようだ。

動画背景画像には、AI生成されたと思われる「が弦楽合奏しているイラスト画像」に、「野獣先輩」と通称されるポルノビデオ男優の顔写真と、「MUR猫」と通称されるの顔写真コラージュしたものが使われている。ただし、YouTube版は後に「野獣先輩」の顔部分に「ぼかし」が加えられた。

モチモチ」氏は本作以前から「ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ」とタイトルに付くAI生成楽曲を多数投稿しており、当初は本作もその中の一つに過ぎなかった。また、「ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ」関連の楽曲も「モチモチ」氏が元祖と言うわけではない。このあたりの経緯は「ヤジュセンパイイキスギンイクイクアッアッアッアーヤリマスネ」の記事を参照されたい。

この流れは「男性同性愛者向けポルノビデオ内の面台詞演技ネタにして、玩具のように弄り回す」活動をしている界隈真夏の夜の淫夢」内での内輪受けを企図していたと思われるものであった。「野獣先輩」という呼称も、そもそも公式の芸名や役名などではなく、この界隈内での「通称」である。

だが、2024年6月にはこの楽曲の振付けが考案されexit、また同年8月には静止画から動画制作するAIツールViggleAI」を用いて「野獣先輩」がこの振付けで踊っている動画投稿される。

このダンスSNSTikTok」内で徐々に流行してしまい、「真夏の夜の淫夢界隈の外でも知名度が徐々に上昇してしまった。この辺りの流れは「野獣先輩ダンス」の記事を参照されたい。TikTokでこのダンスを踊った者の中には、歌手・タレントの「あの」(あのちゃん)exitなどの有名人も含まれている。

音楽配信サービス関連

さらに、2025年3月15日には、「野獣先輩」の名義を用いる何者かによって「Spotify」「Apple Music」「YouTube Music」など各種音楽配信サイトから配信開始されてしまった。モチモチ氏はYouTube版の動画コメント欄に「サブスクは解禁してないゾ 断配信は困るんだよなぁ」とコメント投稿しており、別人による断の行動であったと思われる。[1]

だが、この配信が注を集めてランキングに入るなどしたためにさらに注が集まるといった現象が起きたらしく、知名度が更に上昇。YouTube版の方のコメント数の増加スピード異常なものとなり全世界の音楽系動画の中で週当たり1位となりexit、遂にはYouTube動画の累計コメント数で日本1位に躍り出てしまうexitなど、加熱した人気は危険な領域に突入していった。

こういった流れの中で、「ポルノビデオの出演者を勝手に弄り回す」という人権侵害コンテンツ界隈が発祥の楽曲である事について把握しておらず「何か流行っている人気の楽曲」としか認識していない人も多くなったようで、「児童・生徒らが歌っていた」「店舗などのの場で流れてきた」などの報告も挙がってきているようだ。

シンガーソングライター広瀬香美」が野獣先輩 #野獣先輩  #流行ってる #良い曲だけど経緯がわからん」などとSNS「X」に投稿してしまったりexitVTuber「兎田ぺこら」が「TikTokで流行ってる、あのちゃんが踊ってた曲」として配信中に少し歌ってしまうexitなど、事情をよく知らない著名人ストレートに言及してしまう例も出てきてしまった。

事情をある程度知っている著名人、例えばYouTuberHikakin」も、配信中に具体的な曲名は挙げないものの[2]話題に出しexit、「勝手に人の事を使ってる」と批判的に述べつつも「すごいメロディーがいい」「正直言ってフルコーラスを歌える気がする」「サビの一番最後のメロディーがいい」とクオリティについては肯定的に言及した。

上記のように別人による断配信であったためか、各配信サイトからは数日で削除された。だが、2025年3月27日にはモチモチ氏のYouTubeコミュニティに「ライララの案が案外ええなぁ(サブスク解禁)」という本人のコメントが投稿されexit、同日各種音楽配信サイトに「ライララ」(Lailala)と言う名義で「YAJU&U」が再度配信開始された。

この「ライララ」名義の配信でのジャケット画像では、弦楽合奏しているらの顔が野獣先輩MUR猫コラージュになっていない。つまりモチモチ氏が所持していた、コラージュする前の元画像ではないかと思われる。このため、「ただちに権利を侵しているとは言いづらい」状態となっている。

また、この配信に関して人権侵害コンテンツを収益化することについての批判も集まった。これに反応してか、モチモチ氏は2025年4月1日(つまりエイプリルフール)に

サブスクリプションについてですが、第三者による断登録および配信が二度発生したため、こちらから正式に解禁いたしました。

また、配信サイト様に非収益化の可否について問い合わせたところ、非収益化は不可能であるとの回答をいただきましたが配信サイト様から出金を行わないという措置は可であると確認しましたので、その対応を取ることといたします。


⌛️24h

という内容のコメントYouTubeチャンネルのコミュニティ機能にて発表したexit[3]

歌詞

いくいくいく いいよこいよ ムネにかけてムネに
まずウチさぁ 屋上あんだけど 焼いてかない?
(ンアッー!)
ま、多少はね?
おまたせ アイスティーしかなかったけど いいかな?
これもうわかんねぇな この辺がセクシー えろい
暴れんなよ… 暴れんなよ… お前のことが好きだったんだよ!

----(ai生成・空耳------------------------------------
ライララの 案が あんがい ええなぁ
あ、いいじゃん 入れたろ すここい 歌
-----------------------------------------------------------------------
Y A J U & U    ヤジュウセンパ 114514 いいよこいよ!
Y A J U & U    ヤジュウセンパ 114514 いいよこいよ!

ヤジュセンパイ イキスギ イクイク ヤリマスネー
ヤジュセンパイ イキスギ イクイク ヤリマスネー

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

Y A J U & U    ヤジュウセンパ
One on One for High-Five!  One for All

(※YouTube版exit動画説明文の欄より引用

 

以上の歌詞のうち多くの箇所は、『Babylon 34 真夏の夜の淫夢 ~the IMP~』という男性同性愛者向けポルノビデオの第四章「レイプ野獣と化した先輩」に登場した、「野獣先輩」と通称される男優台詞引用したものである。[4]

114514」も「いいよ!来いよ!」という台詞数字としてもじったもの。

ただし「Y A J U & U 」や「One on One for High-Five!  One for All」などの箇所はポルノビデオ台詞にはいため、モチモチ氏によるオリジナルか。

また「ライララの 案が あんがい ええなぁ」「あ、いいじゃん 入れたろ すここい 歌」という箇所には「ai生成・空耳」という注釈が入っており、AI歌詞を生成させたときに生じた意味不明歌詞、いわゆる生成AIが時に出力する誤った/意味不明情報ハルシネーション」の一種ではないかと思われる。

関連動画

関連項目

脚注

  1. *X」上では、この断配信を行ったと思われる人物のアカウント野獣先輩 Yaju Senpai(非営利)」が「非営利申請しているexit」「モチモチさんに連絡する手段が無かったからまず話題になる事でモチモチさんに認知してもらうつもりだったexit」などといった、あまり説得力のない弁明をしていた。
  2. *最近バズってる」「AIで作ってる曲」「勝手に人の事を使ってる」などの語られた点から、視聴者の多くが察することができるものだった
  3. *末尾に「⌛️24h」とあるように24時間で期限切れとなって消える設定のコメントとなっていたため、当日の状態のインターネットアーカイブへのリンク
  4. *参考:書き起こし:Babylon 34 真夏の夜の淫夢 ~the IMP~ 第四章「昏睡レイプ!野獣と化した先輩」 - 真夏の夜の淫夢Wikiexit
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313 ななしのよっしん
2025/05/07(水) 20:29:29 ID: vOCm/owufM
摘しないのは悪手ゾ
勘違いしてそうな人割と見かけるけど淫夢で本当に人(社会人)として恥ずかしいのはホモ下ネタ部分じゃなくて人権部分ってハッキリわかんだね
この歌踊ってあとで慌てて削除した某局もそうだしFGOはいじゃないがとかもそうだけどネットミームよく知らずに使って不祥事(AI拓也)起こす前にそれ有名なろくでもないミームですよって摘すりゃいいだけってそれ一
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314 ななしのよっしん
2025/05/10(土) 18:47:23 ID: 6s5W01R3cA
ノーナのNSDR兄貴とオッケンの共作っぽい味を感じて困る
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315 ななしのよっしん
2025/05/14(水) 02:26:04 ID: kFPUu7fKg5
野獣の顔にモザイクかけんなってコメ原作でも顔にかけられてたからセーフって返信付いてて草生えた
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316 ななしのよっしん
2025/05/14(水) 23:09:10 ID: XFUlxEBPyR
これだけの社会現象を巻き起こしてるのに表舞台に現れようともしない野獣先輩ネットリテラシー流石っすね…
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317 ななしのよっしん
2025/05/17(土) 08:53:08 ID: yJGtxVX+XA
>>316
生きてるかどうかも分からないから多少はね?
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318 ななしのよっしん
2025/05/17(土) 18:52:26 ID: eLJxNGeqNA
>>316
自分のことだと気付いてなくて「この野獣先輩ってやつおもしれーだな。あと昔のにちょっと似てて近感湧くわ」とか思ってる可性も
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319 ななしのよっしん
2025/05/20(火) 00:47:23 ID: rQyHRrxuN2
淫夢は既に世界中に感染したんだ、パンデミックが発生したウイルス人間の手ではどうにもできない。たちがするべきことはただ一つ...野獣と共鳴、共存するしかないんだ
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320 ななしのよっしん
2025/05/20(火) 14:06:23 ID: ZjAbsiRIN8
期間集計の一時的なランキングとはいえしばらく首位を居続け、いまでも内チャートを席巻してるのがAIで作られた楽曲というのはものすごいセンセーショナルな話題のはずなのに、メディアは一切取り上げようとしないのマジ滑稽だよな
TV局やらエンタメメディアなんかの表層の一般人向けて薄っぺらい情報ばら撒いてるとこだって、中で働いてる人らはネットでの流行りやミーム見識なんかじゃなく
当然淫夢なんJ由来の品性下劣なネットミーム文化背景を認知してるうえで、そういう情報を嫌厭し距離を置いてるわけだが、流石にこのご時世に"AI生成楽曲"がここまで人気を博し、Youtubeではとんでもない再生数を叩き出し、Tiktok輸出され陽キャにすら大流行している事実というのは
マジ海外を含めても先にないものすごい衝撃的なニュースのはずなのに、微もこの話題を拾おうとしないのはとんでもなく露だよね
更に言えばIT技術的な話題をよく扱いネットミームにも較的寛容なWebメディアですら、YAJU&Uに関しては触れようとしないの流石に笑ってしまう
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321 ななしのよっしん
2025/05/20(火) 15:43:03 ID: ZjAbsiRIN8
あまりにメディアが知らないフリをするせいで、ちゃんと事実として把握できていないかもしれないが、
YAJU&UAI生成楽曲という括りにおいて、たぶん世界一流行っているものと思われる
特にYAJU&U内のいくつかあるストリーミングサイトでチャート1位を獲り、
複数プラットフォームでの推定総合再生数は5000万再生、そしてYoutubeでは100万コメント付いている状況というのはマジでとんでもない快挙

そして英語圏なんかでもアジア圏の情報ってのは言及されづらいので、YAJU&Uが今世界一流行してるAI生成楽曲という面情報があるのにも関わらず
海外AI技術に詳しいエンジニア界隈ネット文化等に精通してる人らで成ってるコミュニティですら辿りついていないっぽい

「生成AIを全面的に利用した楽曲且つ、技術/実験音楽的な名を除いたもの」で、海外情報も含めてみてみると
世界で一番有名なのはおそらくGhostwriter977氏の「Heart on My Sleeve」という楽曲
かしこの曲はDrakeとWeekendのAI紋で勝手に歌わせて勝手フューチャリンクレジットしてる原因で権利元から削除されたので、
再生数やバイラルとしての伸びも悪い、複数プラットフォーム総計でも多くて500万再生程度と推定されてる
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
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322 ななしのよっしん
2025/05/20(火) 15:55:09 ID: ZjAbsiRIN8
ちなみに補足すると、DeezerやSpotifyなんかのインディーアーティストの楽曲がスポット当たりやすいストリーミングサービスには、
表でAI利用した楽曲が相当数トップチャートに紛れ込んでるという発表が公式からあり、AI技術利用に言及した展望・サーベイ論文なんかもarXiv(未読のプレプリンサーバー)に沢山置いてあるので読んでおくとよい
特にUdioSunoAIみたいにプロンプトで曲全体とボーカルまでも全面的に生成してもらうのではなく、SoundrawみたいなDTMユーザーに向いたサービスメロディラインリズムパターンシンセサイザーの知識がなくてもスパソやグロウルベースを音色を作りテンプレートとして使ったものはかなりあると思われる
作品の一部にAIによる制作支援を利用したものは沢山あるし、AIを嫌っているアーティストであってもAI技術の恩恵をどこかで受けているわけなので
アンチAIの立場としてなにか言及する場合には慎重になるべきでしょうね
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