ゲーム上において本来想定されたルート・方法以外で山などの高所に(強引に)登ることを指す。
昨今のゲーム、主にオープンワールドの場合は見えている景色全てに実際に行くことが出来るというケースが多いが、ゲームの進行度合いや特殊な移動手段を経由・取得しないと辿り着けないというゲーム的都合も多々存在する。が、そういった正規の方法を用いることなくゲームの仕様やバグなどを用いて高所に登ることを、いつしかTOZANと呼ぶようになった。
概要
元々はゲーム『ゼノブレイドクロス』において、飛行せず高所に登る動画に付いたタグである。
広大な惑星ミラの大地を冒険するこのゲームは、画面に映るフィールド・オブジェクトほぼ全てに移動することが可能であり、プレイヤー達が乗ることが出来るロボット「ドール」にゲーム後半で飛行機能が追加されることでそれをより実感することが出来る……のだが、一方で飛ばなくても行くことが出来るのではないか? と登山チャレンジに励むプレイヤーが登場した。
そうしたプレイヤーの(変態的な)挑戦の軌跡を、敬意と「こんなん登山じゃねぇ」という意味合いを込めていつしかTOZANとタグ付けするようになっていった。
ゼノブレイドクロスのTOZANは主に2種類あり、移動やジャンプを駆使しながら高所を目指す正攻法と、敵と交戦しながらデュアルガンのアーツ「ライジングスカイ」等の上昇するアクションを使いながら高度を上げていく変態技が主流となっている。
余談
モノリスソフト公式でもユーザーの登山活動は認識されているようで、その後発売されたゼノブレイド2のインタビューでは2のことを「下山ゲーム」と紹介していた(ただしこちらは落下する高度に応じてダメージを受ける)。
なお、ゲーム内で強引に登山をする行為自体は古くから行われており、ベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドゲーム「The Elder Scrolls」シリーズが有名。
そちらは「ベセスダ式登山法」「ノルド式登山法」等と呼ばれている。
関連動画
全てはここから始まった ライジングスカイを用いた登山方法
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関連項目
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