Wally Warbles(オオトリ・ワシノスケ)とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。
概要
インクウェル島のワールド2に登場するボスキャラクター。赤い頭と青い羽毛が特徴の鳥で、体のほとんどが巣箱のカッコウ時計にすっぽり入っているのが特徴。巣箱の中には彼の息子がおり、親子で協力してプレイヤーに襲いかかる。英語版と日本語版で名前が全く違うのも特徴で、口調も関西弁になっている。
ステージ名は「Aviary Action! (鳥獄事件!)」。aviaryは動物園などにある巨大な鳥用の檻を指し、actionは軍事用語としては戦闘、交戦などの意味を持つ。名前のWarbleは鳥のさえずりを指し、Wallyはそれに合わせて語呂のいい言葉を選んだもので、特に意味はないらしい。
見た目はウッディ・ウッドペッカーに似ているが、直接的なモデルは「ポパイと船乗りシンドバッド」に登場する巨大なロック鳥。巣箱に入っていることを除けば非常に似ている。羽を飛ばす攻撃や、撃破されると丸ハゲになる描写は、「パロディウスだ!」などのボス「イーグル佐武(ワシサブノスケ)」から。実は口調が関西弁なのはこれが元ネタ。ローカライズに携わったRobin96氏によると、関西弁案の他に武士言語案も出していたらしい
。第3形態で登場する救急隊員の小鳥たちは、シリー・シンフォニー「誰がロビンを殺したか」で殺されたロビンを運ぶ鳥がモデル。心臓が飛び出たり顔の形が変わるのも、カートゥーンアニメではおなじみの表現である。
ちなみに、倒すと救急隊員に調理される描写があるのだが、クリア時の全員集合絵に彼の姿が見当たらないため、マジで食べられちゃったのではないかと言われていた。しかし、彼を手がけたアニメーターのジェーク・クラーク氏によれば、彼はまだ生きているとのこと。
攻略
第1形態
羽ばたきながら上下に移動しつつプレイヤー目掛けてさまざま攻撃を仕掛ける。卵をプレイヤーに向けて吐き出すスクランブルショットは、画面左端で割れると分裂して戻ってくる。一見避けにくいが、画面左端にいれば簡単に避けることができる。頭が3本指になった時は3発の弾丸をこちらに向けて発射するので注意。すぐに射程内から逃れよう。Wally以外にも、画面右端からは釘を身に着けた4匹の小鳥(シンプルモードでは3匹)が飛んでくる。最後尾のピンク色の小鳥はパリィ可能。
ある程度ダメージを与えると、Wallyは怒り、翼をばさばさと振って大量の羽を飛ばしてくる。しばらくすると疲れて少しの間攻撃の手を緩めるので、その隙に反撃しよう。
第2形態
巣箱からWallyが抜け落ち、中からWallyの息子が登場。彼の周囲では棘棘の卵が伸縮しながら回転しており、触れると当然ダメージを受ける。Wallyの息子は時折光線銃のようなもので弾丸を発射するが、これはパリィが可能。近づいてきたらミニボムに切り替えて応戦しよう。
第3形態
丸ハゲになったWallyが再び登場。担架で運ばれながらも、プレイヤーに最後の抵抗を見せる。
顔がゴミ箱に変化すると、口から骨やりんごの芯、長靴などの生ゴミを吐き出して攻撃する。さらに、時折心臓を口から出して弾丸を発射する。彼を運ぶ救急隊員の小鳥たちも、時折錠剤を吐き出して攻撃するので、最後まで油断しないように。
勝利時の台詞
第1形態
第2形態
My dad's the brawn and I'm all brains! Together, we bring the pain.
力持ちのおとうちゃんとお利口さんなボクとで君ら二体ともやっつけたる!
第3形態
関連リンク
関連項目
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