WEST EXPRESS 銀河とは、JR西日本が運行する特急列車である。
概要
臨時列車として、JR西日本管内の各地を結ぶ観光列車として活躍している。
最初の運行は2020年9月11日で、京都駅(上りは大阪駅まで)-出雲市駅を伯備線経由で結ぶ夜行便としての運行であった。本来は5月8日の予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大によって無期限延期とされていた。
当初はみどりの窓口でも販売する一般的な列車として運行する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況から当面は日本旅行の旅行商品としての発売となっている。富裕層の利用を想定したトワイライトエクスプレス瑞風とは異なり中間所得者層をターゲットとした料金設定であり、山陰コース(2泊3日(うち車中泊1日)の場合でホテル代込みで1人あたり3~4万円程度と、上位設定の列車に当たるトワイライトエクスプレス瑞風と比較して約10分の1か、それ以下の料金で利用できるというリーズナブルさが売りである。運行開始当初は抽選制で瑞風同様なかなか乗れない列車であったが、運行開始から丸2年が経過したあたりで利用がやや落ち着いてきたためか、予約方法も抽選制から先着順に変更されている。
車両は117系を魔改造したもので、瑠璃紺色に塗られており西日本の美しい海や空を表現している。その色合いから本列車の運行開始時は「ブルートレインの復活」とも言われた。
車内設備は座席車という設定ではあるものの、グリーン車は個室・座席とも夜行運転時は簡易寝台(ノビノビ座席と同様フルフラットシート扱いのため寝台料金は徴収されない)が展開できる構造となっており、普通席もリクライニングシートとノビノビ座席(クシェット)の双方が設定されるなど、昼行・夜行の両方に使用できる構造となっている。
運行ルート
また、他にも四国ディスティネーションキャンペーンの一環として1往復限定で四国に行った(大阪〜琴平 昼行便)ことがある。
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関連項目
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