ニコニコ大百科

　これにより“プラハの春”が戦車の力により、踏み潰され、終わった…。

　が、「チェコ共産党が自ら進めていた改革を社会主義の盟手ソ連が自ら弾圧した」ということは全世界に衝撃を与え、
　西側諸国では、まだ辛うじて残っていた「ソ連＝社会主義＝進歩的」という幻想を粉々に打ち砕いた。

　一方、当のチェコスロバキアは強い抑圧の社会に逆戻りしたが、反体制派を根絶させることはできず、２０年後の一連の東欧民主化へとつながることになる。
　どっちにしろ社会主義（共産主義）の限界をまざまざと見せつけた事件だといえる。

ｾﾔﾅｰ

んー

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個人的には
「まさかソ連が武力介入するわけないだろう」と考えていたドゥプチェクはちょっと世界を甘く見過ぎてるかなーという感じもします

ソ連はその“まさか”を平然とやる国ですよ…

きー

んー

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プラハの春時点ではチェコスロバキア国民は共産党を信じていたんだよなー

まあ、仮に改革のすべてが上手くいっていたとしても、どこかで社会主義を捨てざるおえなかっただろうが
もうちょっと、社会主義に対する評価が今より高かったろうに

じー

人間の顔をした社会主義

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ぷー

ベドルジハ・スメタナ

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ビロード革命

こー

スメタナが存命中はチェコなんて国は存在してなかった
オーストリア＝ハンガリー帝国の一部だった

にー

もー

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民族運動が盛り上がりを見せて、スメタナはチェコ民族のためのオペラを作ろうとする
ただし、それには重大な問題があった

きー

ぴー

のー

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ちなみに映画にもなったミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」はこのチェコ事件が作中前半の大転換点として出てくる

チャライ医者の男がノリで自由を謳歌してたら
事件後に一転抑圧されて、医師でいられなくなる　というのが前半部分

くー

チェコ人であるはずのスメタナはチェコ語を全くわからない人間だったそうだ
これ、当時としてはそう珍しいケースでもなかったようで
ハンガリー人作曲家とされているリストも母国語のハンガリー語を全くわからない状態だったらしい

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