ニコニコ大百科

みー

時代が違うけれど明治大正の普通の日本人って、
けっこう軍人を馬鹿にしてましたからね、新聞とかは検閲されるから表立った批判がないようにみえるけれども

ある意味で日本国民の手のひら返しはちょっとすごいものがある

じー

「陸軍のバカ憲兵がｗｗｗ」

親父さんと息子が海軍の関係者だっていうのもあるが
この家族は憲兵をちっとも怖がっていない
この時代では結構珍しいんじゃないだろうか

むー

もー

それとも呉ではこれがデフォだったんだろうか

エリートエリートいわれる士官学校卒だって
昭和に入って数年くらいまでは
さすがに多少尊敬はされたものの「ほー、貧乏な家の出でわざわざ苦労なさって難しい学校を卒業されたんですねー」という扱い

当時、本当のエリートと思われたのはあくまで帝国大学卒業だし、
士官学校は、「頭は良いけれど、学費無料に惹かれた貧乏な家出身」と思われることが多かった（し代々軍人の家を除けばそういう家庭出身者が多かった）

ぷー

こー

「うえはーのついたきっちゃてんのあいすくりーむ」

いー

Ｃ59

ゴーストップ事件

1933年（昭和8年）に大阪市内の交叉点で起きた信号無視した陸軍の一兵卒と巡査の喧嘩が、なぜか大ごとになって、陸軍と警察の対立にまでなった事件
最終的に　握手して和解　という　は？　という方法で幕引きだが、以後警察は軍人へは及び腰となったといわれる

きー

じー

そういう
頭は良いけれど、家が貧乏な人が目指せる数少ないエリートへの道が軍人だったわけだけれど
忘れがちだが、第一次大戦後の軍縮は当然、彼らにとって逆風になったわけで
そういう「エリートなのに冷や飯喰わされてる」という意識はね、現代でもそうだけど、いろいろと不満が溜まって暴発しやすい

のー

こー

「おまえはほんまに普通じゃのう」

ふー

んー

ふー

ぽー

「家が貧乏じゃから、兄ちゃんは海軍の兵学校に入った」

きー

ふー

じー

映画「連合艦隊」でも
父親が船大工（つまり家が豊かでない）の家庭では息子が海軍兵学校に合格したことに有頂天に喜んでいるシーンと
父親が学者（つまり知識人で上流に近い）の家庭では息子が軍人になったことを手放しでは喜べてないシーンが対照的だった

ぷー