藤子・F・不二雄のSF短編の一つ。奇想天外社『マンガ奇想天外』1982年5月号に掲載された。冷戦期における核戦争の恐怖をテーマに描いた作品。
みどりヶ丘シネサークルの4人が第一回映写会を開催し、各々が作品を披露していく。
世界を駆け回る男を映した作品、8年間の街の発展を映した作品、某有名映画のパロディー作品……各メンバーが力作を披露して称賛し合う中、メンバーの1人が「つまらない」「ひま人の遊び」と一蹴する。
そして最後に上映される彼の作品の内容は……
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
佐久間が制作した作品「ある日……」は、通勤風景や昼下がりの公園、買い物に行く主婦などを映し、最後に「プツン……」という音とともに画面が白くなって終了する。ビギナーの試し撮りだとメンバーが笑う中、佐久間は「ある日突然……核戦争が始まって一瞬にして小市民の生活が消滅したという結末です」と話す。それを聞き、メンバーはそれぞれダメ出しをする。
唐突すぎる。
伏線もないし…
説得力ないね。
それに対し、佐久間は核ミサイルが世界中に配備されている現状について話し、以下のように反論する。
「ある日」は「唐突」にやってくる。
「説得力」のある破壊なんてあるものか。
「ある日」はいつくるか……今日にも……
プ ツ ン : : |
掲示板
19 ななしのよっしん
2023/10/26(木) 15:56:07 ID: pOEXgNKLqd
現実には今の世界情勢のようにウクライナとロシアがドンパチやったりそれの影響でアゼルバイジャンとアルメニアが紛争したり中国とインドや東南アジアが領土で争ったりイスラエルとガザ地区が周りの国を巻き込んで大国まで巻き込んで戦闘したりと伏線だらけなんだよな
20 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 02:34:25 ID: 3tqBT4s4we
核で世界が滅んだとしても伏線として何かしらの武力衝突が起こってる筈だから
ある日みたいな出来事も可能性としてゼロでは無いにしろ唐突に起こる可能性はほぼ無い
21 ななしのよっしん
2024/05/27(月) 09:00:34 ID: DAogr7pAyq
例えるなら、B級料理の食べ比べやってるところにベジタリアンが精進料理持ち込むようなもんかなと思う。
精進料理に価値がないわけではない、でも今この場で必要なのは高尚でお上品な料理じゃないし、精進料理の素晴らしさでB級料理の価値は否定できないでしょ、と。
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最終更新:2024/12/27(金) 08:00
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