きりかぶおばけとは (キリカブオバケとは) [単語記事]

登場作品
きりかぶおばけ
ドラゴンクエストIV 導かれし者たちドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ドラゴンクエストのモンスターテンプレート

きりかぶおばけとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。

概要

DQ4、DQ11に登場した、顔の付いた切り株のモンスター。枝がまるで手のようになっており、また根っこを足代わりにして歩くこともできる。

DQ4では1章のイムル周辺、3章のボンモール周辺、5章エンドール周辺などに出現。薬草を使ってHPを回復してくることがある。

もとは立派な木だったが
人間によって伐採。
すべてを失った彼は　復讐のため
根っこを抜いて　立ち上がった。

DQ11ではデルカダールの丘に登場。きれいな枝を落とすこともある。世界に異変が起きた後では強化版が同じくデルカダールの丘に登場。こちらではあんこくの樹木がレアアイテムとなる。

モンスターズでは意外にも皆勤賞。特に1では、とまどいの扉の最奥部にて固定シンボルとして登場する。
ゲームボーイ版とPlayS taion版では地味に仕様が変わっており、GB版では話しかけることで戦えるが、PS版では話しかけてもただ笑うだけで戦えなくなった。また、こっそり笑い方も変わっており、GB版は「キーキキキッ」、PS版は「ケキャキャキャ」。
テリー3Dでは最下層を歩きまわれなくなってしまったため固定シンボルも削除されてしまったが、そのかわりに戦闘時にじんめんじゅにおともとして出現する。
GB版のVジャンプの攻略本では、大会等のために主に呪文や特技への耐性をベースにモンスターの強さを数値化した『モンスターレート』が載っているのだが、きりかぶおばけはたった30（参考値：ダークドレアム990、じんめんじゅ 390、スライム 310）というぶっちぎりの最低値を誇り、つまりは公式最弱モンスター扱いであった。

系統は長らく「植物系」や「自然系」だったが、ジョーカーシリーズからは"きりかぶ"よりも"おばけ"のほうが重視されたのか、「ゾンビ系」に変更。おばけきのこも似たような感じでゾンビ系に変更されている。

ダークドリアード

きりかぶおばけの上位種の緑色の切り株。ラリホーマや不思議な踊りを使用する。ちなみにドリアードとはギリシア神話に出てくる木の精霊のこと。どう考えても名前負けしてる。
デーモンバウム
11で初登場の最上位種。始祖の森に登場する。ラリホーマで眠らせる他、せかいじゅの葉で倒した敵を復活させる。過ぎ去りし時を求めた後では強化版が登場し、だつりょくおどりを使用する。