こみっく☆すたじおとは (コミックスタジオとは) [単語記事]

『こみっく☆すたじお』とは、此の木よしるによる漫画である。

概要

漫画家志望の相原実は、ニャングマガジンに格闘漫画の持ち込みを何度もするが、その度に編集者の安永に突っぱねられるのであった。安永の紹介で、相原は『アルティメット番長』の作者・高倉健二のアシスタントに成ることができたのだが、実際に仕事場で出会った尊敬する高倉健二先生は、想像とは正反対の見た目 14歳くらいの少女（しかも作中の登場人物「世界いちこ」そっくり）であった。

登場人物

相原実: 漫画家志望の青年。当初は絵が下手で画材の知識もなく、ベタ塗りと食事作りくらいしか仕事ができなかったが、チーフに背景画を教わったりする内に多少は仕事ができるようになった。次第に瀬貝いちこに惹かれていくが、根がヘタレなのと、先生とアシスタントという関係上のためらいなのかいちこに手を出すことはしていない。『アルティメット番長』を読んだ影響で高校時代には柔道をやっており、優男なのに上半身の筋肉がかなり発達している。
瀬貝いちこ: 「高倉健二」名義で漫画を描いているプロの漫画家。見た目は14歳くらいの少女であるが、実年齢は20歳。行動も見た目の年齢相応で、仕事が修羅場の時はネコミミを着ける、など色々狙いすぎな人である。自分の漫画を評価する相原を段々と好きになり、話数が進むほどデレが進行する。実はキャラは描けるが背景は描けず全てアシスタント任せである。勢いで自分は処女だとカミングアウトしてしまった。
堀川ひとみ: チーフアシスタントで背景画担当。もともと漫画家志望で、いちこと家が隣でいちこの漫画の背景画を手伝ってるうちに、先にいちこがデビューして現在に至る。いちこ以外にももう一人桜塚という男のアシスタントも掛け持ちしている。年齢的にはいちこと近いはずであるが、大人の雰囲気を醸し出していて、（いちことの対比で）年長者のまとめ役に見える。
西川秋乃: 高校生のアシスタント。モブ担当。「世界いちこ」のキャラは彼女の発案。また様々なコスプレを制作しており、いちこに着せて写真に撮るのが趣味。『アルティメット番長』の18禁同人を仕事場で描いており、世界いちこがあんなことやこんなことをされる絵を描いている・・・のだが、後に桜塚に自分がモデルのエロ同人を描かれて激怒する。桜庭のことは変態呼ばわりしているが多少は惹かれてる模様。
桜塚: 『ピュア・ラブ』という漫画を連載している漫画家。セクハラまがいの行動を起こすが、堀川曰く、全て純真な行動、とのこと。
安永: ニャングマガジンの編集者。高倉健二の担当。萌え漫画についてこだわりがあり、絶対領域と三つ折りソックスについて秋乃と激論を交わしたりしている。