たこ焼きとは地球だ!とは、「究極のたこ焼き評論家」である天領イッキが、全世界のたこ焼きファン・たこ焼きマニア・たこ焼き職人・たこ焼き評論家・たこ焼きマイスターに送る至高且つ究極の格言である。
・・・それは唐突に始まった。
通常であればこのメダロットというアニメは子供向けのロボットバトルアニメである。
しかし物語の冒頭部分から異様な光景が映し出されていた・・・。
画面いっぱいに映るタコ
そこに流れるナレーション
「たこ焼き。それは大阪人の心の故郷にして、日本の食文化に於ける貴重な財産。中でも明石海峡で捕れたタコを贅沢に使ったたこ焼きは、其れを食する者を無限の快楽の世界へ誘うという。
これはそのたこ焼きに纏わる、ある愛の物語である。・・・・いやマジで」
この時、視聴者は何かを直感した・・・
「何かが・・・・始まる!」
事の発端はイッキが屋台のたこ焼き屋を発見し、そこで述べた言葉こそがこの格言である。
当初アリカを始めスクリューズのメンバーも涙を流しながら「うまいwwwうまいwww」とたこ焼きにがっついていた。
イッキもまた目を輝かせながらワンパックを購入し、たこ焼きを口に頬張った。
誰しもがおいしいと評価すると思ったその瞬間、イッキはこう漏らした。
「何やてぇ!?」
反応したのはたこ焼きを作ったナダコである。彼女もまた職人である上、「カネハチまーく2」と共に自ら作り上げた作品とも呼べるたこ焼きに対し文句を付けられたのだから当然である。
しかし、イッキはこう続けた。
「確かに大きさは大切だ。しかし、これでは衣の内側のトロみを味わうスペースが少なくなる。」
「これやから関東人は。大阪ではなぁこのサイズがウケるんや!」
「たこ焼きは、今や日本を代表する食べ物!大阪ではどうだか知らんが、この大きすぎるタコでは俺は納得できない!」
「・・・あんさん。ウチに喧嘩売っとるんか?」
「いいか!たこ焼きとは地球だ!」
(途中でアリカのセリフなども入っているがイッキのセリフのみ抜粋)
「いいか!たこ焼きとは地球だ!地球に例えれば、たこ焼きの皮は地表!その内側のトロみの部分はマントル!そしてその中心のタコは地核!この三つの割合を地球のそれと同じにしたのがたこ焼きの理想的な作り方だと言われている。
もし地核が大きすぎたら地球はどうなる!?内側からの圧力で爆発してしまうのだ!」
「明石のタコは確かに美味だ。だが、それだけを強調しても決して最高のたこ焼きにならない!大切なのは皮とトロみとタコのコラボレーションだ!」
「たこ焼きマニアの熱い魂が、このバランスを許さないと叫んでいるんだ!」
この「たこ焼き大作戦!」は初代アニメ「メダロット」の第28話であり、様々な神回があるこの作品の中でもファンからの絶大な人気を誇る話である。
人によっては「メダロットはたこ焼き回が無いと意味がない」という意見や、「メダロット?ああ、たこ焼きの奴ね」と話す人までいる。それだけ印象深い話であるのだ。
メダロット公式も2023年にYoutubeでこのエピソードをメダロット25周年記念にプレミア放送したことがある(現在は配信終了)。
ニコニコチャンネルでも有料配信されているので、この後の話はぜひ自分の目で確かめていただきたい。
余談ではあるが、この話の中でミスターうるちも「結婚なんてモンはその時の勢いで決まる」という名言を残している。
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最終更新:2024/04/25(木) 22:00
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