『ときめき☆アーモンドパフェ』(原語タイトル:『Un monde parfait』)とは、イローナ(Ilona)による楽曲である。
フランスのシンガー「イローナ」が歌唱する楽曲。フランスでは『Un monde parfait』のタイトルで2005年にリリースされた。シングルリリースされた他、同名のアルバムのタイトル曲にもなっている。
日本では『ときめき☆アーモンドパフェ』という邦題で翌2006年7月7日にマキシシングルがリリースされ、2007年2月18日には同名のアルバムの方もリリースされている。
CGアニメーションで構成された(冒頭でわずかに実写映像も入る)楽しげなミュージック・ビデオが特徴的。このビデオ中で踊られるダンスの振付け情報も公式から告知されていたようであり、「子供たちがこの曲を聴きながら一緒に踊る」ことも意図されていたのかもしれない。
このミュージック・ビデオも相まってフランスやヨーロッパ各国で子供向けの楽曲として人気となり、ヒットチャートに入った。特にフランスでは15週連続1位となり大ヒット。その年の販売数1位となった。
2018年までの時点でのデータとなってしまうが、フランスの楽曲の売り上げランキングデータをまとめている以下のウェブページによれば本楽曲は150万枚以上を売り上げて歴代シングルの中でも販売数15位に位置しており、同国の歴史的にもかなりのヒット曲であったことがわかる。
フランス語を用いる人口も多い隣国ベルギーでも大ヒットしたらしく、以下に引用したベルギーのラジオ局のX投稿によれば「Il reste à ce jour l'une des plus grosses ventes de l'histoire en Belgique 🇧🇪(これは今でもベルギー🇧🇪の歴史上最大級の売り上げを記録した曲のひとつです)」とのこと。
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https://twitter.com/RadioContact/status/986289285862248448
なお、楽しげなミュージック・ビデオやあどけない歌詞、子供からの人気などとは裏腹に、メロディそのものは意外と哀愁を帯びている。以下の公式アコースティックアレンジバージョンだとそれがわかりやすい。
人気曲なだけあって、このアコースティックバージョン以外にも、公式・非公式を問わず様々なアレンジ/リミックスバージョンが存在している。
フランスではこういった「CGアニメーションのミュージックビデオを用いた子供向け楽曲がランキング上位に挙がってくる」ことが本作以後も数回起きている。例えば「Bébé Lilly」の楽曲『Allô Papy』
(2006年)や、「René la Taupe」の楽曲『Mignon Mignon』
(2010年)など。
原題『Un monde parfait』は「完璧な世界」という意味である。歌詞では「素敵なものばかりが存在する想像上の完璧な世界を夢見る」ことについて歌われている。
つまり邦題の『ときめき☆アーモンドパフェ』はタイトルの意味も歌詞の意味も一切関係ない。原題や歌詞内に登場する「un monde parfait」という言葉が「アン・モンド・パルフェ」と発音し、これが「アーモンドパフェ」と聴こえなくもないことから、いわゆる「空耳」を邦題にしたものと思われる。
このあたりは『Caramelldansen』という楽曲が日本で販売されるときに歌詞の空耳の「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」と邦題を付けられたことに似ている。
ボーカルである「イローナ」(Ilona, ILONA)のフルネームは「Ilona Mitrecey」。
日本での販売においてのプロモーションでは「イローナ」「イローナ・ミトレシー」と表記されたが、これは英語風な発音でありフランス語の発音としては「イロナ・ミトルセー」の方が近いらしい。
1993年9月生まれで2005年のリリース当時時点で12歳、と公表されていた。
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最終更新:2025/12/21(日) 20:00
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