なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ!とは、堪忍袋の緒が切れた時に発する叫びである。
アニメ「遊戯王ZEXAL」第42話にて、トロン一家のデュエリスト・Ⅳが発した台詞。
トロン一家に拉致されたハルトを救い出すべくやって来たカイトと遊馬を迎え撃つべく、Ⅳは弟・Ⅲと共にタッグデュエルを展開、2対2のデュエルを行う。
ハルトがトロン達の執り行う謎の儀式によって苦しむ姿を生中継され、冷静さを失うカイトと、それをフォローする遊馬に対してⅣは執拗な攻撃を繰り返すも、遊馬の奮闘によって邪魔をされたり粘り続けられたりと、ことごとく切り抜けられてしまいトドメの一撃が決まらない。その戦況に対して次第に苛立っていくⅣはデュエル中周囲の目も気にせず突如としてブチ切れる。その際の台詞がコレである。
ムカつくぜテメェら!!俺のサービスをことごとく拒否りやがって!
なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ!俺はお前たちが苦しむ姿を見ていたいんだよ!
何とも理不尽極まりない物言いである。悔しいでしょうねぇ。
さらには「いい加減沈めよ!沈めぇ!!」と怒りを剥き出しにしながら叫ぶ。 それに対して、デュエルを観戦していた小鳥は恐怖と驚愕が入り混じった表情を湛えて「何なのこの人・・・」と発言している。小鳥じゃなくても恐らく誰だってそう言いたくなるだろう。 しかしその一方で、サービスを拒否されたりサービス精神が空回りしたなどの経験をお持ちの方(特にサービス業関連の職種の人)にとっては共感すべき台詞とも映るのであろうか・・・?
カードゲームに限らず、対戦ゲームなど遊びの場では舞台を選ばずに使用できる台詞。「なんで俺に気持ちよく○○させねぇんだ!」「いい加減○○しろよ! ○○ぇ!!」といった風に改変する事で、様々に使用できる。
しかし物事が思い通りに進まないと多分Ⅳじゃなくても感情のままに叫びたくなってくる台詞とはいえ、他人同士や馴染みの薄い相手は勿論、親しい友人同士であろうとこの台詞1つでケンカへと発展したり、その後の人間関係に亀裂が入る事になりかねないのでリアルでの使用は控えた方がいいのは言うまでもない。
場合によっては「何なのこの人・・・」では済まされない事態になる可能性もある事だろう・・・
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最終更新:2024/11/30(土) 07:00
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