はやとの風とは、かつて運行されていたJR九州の観光特急である。
2004年3月13日の九州新幹線部分開業に合わせて登場した特急。鹿児島中央から霧島方面へのアクセスを担っていたほか、肥薩線の列車『くまがわ』『かわせみ やませみ』『いさぶろう・しんぺい』と乗り継ぐことで肥薩線経由の周遊ルートを形成していた。
登場当時は季節列車であったが2006年3月18日に定期列車に格上げされた。しかし、2018年3月17日のダイヤ改正で再び臨時列車に格下げされ、土休日や繁忙期を中心に1日2往復が運行されていた。
使用車両はキハ40系を改造した車両群で、全車に展望スペースが設置されている。全車禁煙。通常は2両編成。どちらか1両が検査に入ったときは「指宿のたまて箱」予備車を連結することがある。
また、はやとの風は基本的にワンマン運転となっている。通常は女性の車内販売員が車内改札を兼務している。
2020年7月の豪雨では『はやとの風』の運行区間自体は被害がなかったが、肥薩線経由の周遊ルートが成り立たなくなったことから9月19日から運休となり、2021年度に廃止されることが決まった。運休中は『指宿のたまて箱』の予備車ならびに団体列車として運行された程度であった。2021年12月25日からラストラン期間として運行を再開し、2022年3月21日が最終運行日となった。
廃止後の車両は『ふたつ星4047』に転用される。
| 1号車 | 2号車 |
| 指定席 | 指 自 |
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最終更新:2025/12/06(土) 07:00
最終更新:2025/12/06(土) 06:00
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