ほうおう座 単語

ホウオウザ

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ほうおう座
Phoenix
略符 Phe
the Phoenix
設定者 ペーテル・ケイセル
フレデリック・デ・ハウトマン
概略位置: 0
概略位置: -50
21時正中 10月22日
広さ 469方度(37位)
3.0等以上の恒星 1
アンカ(2.37等)
メシエ体数 0
隣接する星座
星座の一覧

ほうおう座とは、全88星座の1つ。

星座で、鹿児島市以南の地域で全体を観測できる。

概要

星座名の「鳳凰」は和名であり、本来のモデルは「フェニックス」である。

暗いが多く、日本では地平線上に低くしか昇らないため立たない。観測の際は、南にエリダヌス座の1等アケルナルが印となる。

ほうおう座は較的新しい星座で、ネーデルラントの航士ペーテル・ケイセルと、同じく探検フレデリック・デ・ハウトマンによる観測に基づいて作られた。

主な天体

恒星

ほうおう座には、α以外に固有名を持つ恒星は存在しない。

データ

名称 視等級 絶対等級 距離(光年) スペクトル型 変光星 備考
α アンカ 2.37 0.297 84.68 K0.5IIIb 橙色
β ほうおう座β 3.32 -0.60 198 G8IIIvar
γ ほうおう座γ 3.41 -0.87 234 K5II-III
ε ほうおう座ε 3.88 0.71 140 K0III
κ ほうおう座κ 3.93 2.07 77 A7V
δ ほうおう座δ 3.93 0.66 147 K0III-IV
ζ ほうおう座ζ 3.94 -0.73 280 B6V+B0V
η ほうおう座η 4.36 0.02 240 A0IV

歴史

1595年、ペーテル・ケイセルフレデリック・デ・ハウトマンは東インドへの航に参加し、マダガスカルなどで天体観測を行った。ネーデルラント天文学者ペトルス・プランシウスはこの観測結果に基づき、ほうおう座を含む12の星座を発表した。

フェニックスイメージして作られた星座で、中国における伝説の霊鳳凰すものではない。名称は東西で訳語的に対応するものという意味である。

ほうおう座は新しい星座であるため、神話は存在しない。

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関連項目

夜空

ケイセルとデ・ハウトマンの星座(1595-97年)

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