シリア内戦とは、2011年3月5日より2018年9月現在に至るまで続くシリアで発生した騒乱、内戦である。
シリア騒乱、シリア危機とも称される。
2010年10月28日にチュニジアで起こったジャスミン革命を発端として、アラブ世界全域に反政府運動が広がった、所謂アラブの春の騒乱の一つ。チュニジア自体は民主体制へと移行したが、他の国では、体制が維持されるかさもなくば体制派と反体制派の争いとなるか、体制が打倒されたの後の反体制派内部の争いによって騒乱状態となるかとなった。
シリアも同様であるが、殊にシリアの場合は、体制派と反体制派、少数民族クルド人や宗教原理主義者が個々に国外勢力(イラク、イラン、トルコ、ロシア、アメリカ、EU、イスラエル、etc)と結びついて泥沼化していった。
2019年10月9日にはトルコがシリア北東部へテロ勢力との対決を理由に侵攻を開始。更に、2020年2月28日、反政府勢力を介してシリア政府と対立していたトルコであったが、遂にトルコ軍がシリア政府軍との戦闘を開始した。
一連の内戦による被害は死者50万人以上と言われ、加えて人口2200万人のうち、500万人以上が国外へ逃れて難民となっているとされる。大部分はトルコや周辺諸国に逃れたが、一部はトルコを経由して欧州にまで達している。2020年2月28日には、遂にトルコ政府が内戦勃発以来閉鎖していた欧州国境を開放。3月2日までにトルコの発表では欧州に至った難民は10万人に及ぶ。その影響により3月2日、ギリシャ政府は国境閉鎖及び新規難民申請の停止を宣言した。[1]
など
掲示板
20 ななしのよっしん
2023/03/01(水) 15:17:36 ID: GWgby6Droo
独立派とやらが災害対策の準備すらせずただ戦うことしかしてこなかったなら
自立だの独立だのってのは夢のまた夢としか言いようがない
21 ななしのよっしん
2023/03/27(月) 22:59:44 ID: P36z48a1oC
そもそも資源ナショナリズムの影響で何もしてないのに懐にドルの札束を突っ込まれた結果、人口が増えすぎて雇用が足りなくなり、懐の札束を奪い合って殺し合いに終始するっていうのが、中東情勢のすべてだろう
民主化しても、根本的な問題が何一つ解決してないんだから、短期的に結果を出そうとするならナチスと同じことして終わりでしょ
クルド人問題に関しても中東じゃ 国土=オイルマネー なんだから他のコミュニティに分けてあげるわけないし
22 ななしのよっしん
2024/04/19(金) 18:05:01 ID: PTWCX5U2Ee
①あっさり鎮圧されて終わり(サウジとかイラクとかアラブの春の大多数がこれ)
②中途半端な反乱で泥沼の内戦(米国が首突っ込んだシリアやリビア)
③一旦成功するも国民自身から民主主義が否定されて独裁復活(エジプト)
④平和に民主化成功するも経済は好転せず政治も安定せず国民自身も革命を後悔中(チュニジア)
①や③は混乱を回避出来たので独裁を維持しつつ政治も経済も概ねマシに推移
④は経済低迷が独裁者のせいだと思い込んだら別にそうでもなく自由化のせいで余計に悪化
②もうどうしようもない
民主主義と自由が万能ツールだと盲信して暴れるのは凄い有害だから
民主主義にも欠点はあるし現地に馴染むには結構な下準備が必要だって事を理解して
民主主義を推進する時は現地情勢を考慮して慎重に中長期の計画を立てた上でやるべきだな
考えてみれば当然の話だけど
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 13:00
最終更新:2024/04/24(水) 13:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。