トレーディングスタンプとは、
を指す。当記事では1について説明する。
アメリカで19世紀末に始まり、日本では1950年代~2000年代ごろまで見られたシステム。2020年代も事業としては一部存続しているが、コンピュータの発達に伴うポイントカードやアプリの台頭により下火になっている。
具体的なサービス名を挙げれば、オスのシマリス「チップちゃん」がキャラクターの「ブルーチップ」のほか、緑色で紋章のような図柄のある「グリーンスタンプ」、ピンク色でパンダの絵が描かれた「パンダスタンプ」等がこれに該当する。
購入額に応じて店舗からスタンプが配布されるので、これらを客が本や台紙に貼っていく。一定数を貯めて特定の店舗に持っていったり、郵送したりすると商品と交換できる。
現在見られるポイントシステムをアナログな仕組みで先駆けて行っていたものである。しかし先に述べたように1990年代ごろからポイントカードが登場し徐々に扱いが減り、2010年代からは携帯電話のアプリによるポイントサービスの台頭も加わってほとんど見られなくなった。
しかし2025年時点でも、ブルーチップやグリーンスタンプはポイント等の他事業に主軸を移しながら、スタンプ交換事業も継続している。ブルーチップは商品との直接交換が可能で、グリーンスタンプは同社のポイントと交換可能。ただし、残念ながらパンダスタンプに関しては2009年1月に交換を終了し現存しないようだ。
もしタンスの中から出てきたら、(インターネットから印刷した用紙に記入や貼付等して)まとめて持っていくと、欲しい商品がもらえるかもしれない。
(マーケティングがわかる事典, 2000年)
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最終更新:2025/12/05(金) 15:00
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