YMS-08B ドム試作実験機とは、ガンダムシリーズのデザイン企画『MSD』に登場するMSである。
YMS-08A「高機動型試作機」が不採用になったため、次のMSを見据えて開発された試作型重MS。
前身であるYMS-08Aが軽量化と高機動化を目標としたのに対し、YMS-09Bではコンセプトから一転、重量化した上での高機動化を見込んでいる。こうした軌道修正は脚部の新型推進、つまり「熱核ジェットエンジン」を利用したホバー推進機構の存在が大きかった。
一説にMS-07H「グフ飛行試験型」が着想の原点と言われ、脚部の形状はH型同様にソール容積が増大し、周囲の装甲もフレアー形となっている。
ここに至るまでにもドムは数々の試作機を経由しており、頭部はMS-07C-5「グフ試作実験機」の形状と十字のモノアイレール、胸部形状はYMS-08Aを模し、複数の試作実験機の要素を継承している。
この機体をベースとしたプロトタイプ・ドムは地上用ドムとして結実。連邦軍の地上部隊を脅かす事となる。
兵装はグフC-5型で完成したヒートサーベルを同様にランドセルのウェポンラックに装備。
特筆すべきはジオン初の携行ビーム兵器「ビーム・バズーカ」の存在。小説版ガンダムでアムロ・レイを殺めた武装であり、正史の宇宙世紀でも存在が確立されたものである。
形状は1/100リック・ドムの物から変わらないが、本機で実験されたという設定が加えられた。
ドム試作実験機は地上型と宇宙型の2種が存在した。地上用の開発後に作られた宇宙用YMS-08Bも違いは然程ないのだが、気密性の為に胸部ブロックをザクⅡの物に換装している。
リック・ドムの前にもMS-06RD-4「宇宙用高機動試験型ザクⅡ」という脚部推進の試験機があったりする(08小隊のアイナ搭乗ザクの事である)。
ザクRD-4型は脚部推進器の完成度を確かめる為の試験機であり、RD-4型から宇宙用YMS-08Bとプロトタイプドムを経由してリック・ドムが完成する。
ドム試作実験機に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
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最終更新:2025/12/08(月) 15:00
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