パシフィカのたきつぼとは、スーパードンキーコング3のワールドの一つである。
スーパードンキーコング3がゲームボーイアドバンスに移植されるに当たって、新たに追加されたワールド。
クレミス島の北西部の大きな湖に位置し、ターボスキーが解放されたタイミングで訪れることができる。
名称に「たきつぼ」とある通り、水中のステージが大半を占めている。
スーパードンキーコング3がゲームボーイアドバンスに移植された際には大人の事情で原作からBGMが全て差し替えになったのだが、その多くが「原作ステージと雰囲気が合っていない」と取り沙汰されており、原作ファンからも「ファイヤーロープピクニック」やら「ニコニコのこぎり」などの言われようだった。
しかし、移植に際して追加された本ワールドの各ステージはいずれも新規BGMとマッチしているという意見が多く、「本当は新ワールドのために用意したのでは?」と囁かれるレベルである。
ワールドのボスはカミソリけいこくからまた移動になったバーボス。しかし、コットントップみさきに移動したドンキーコングGBといい引っ越し大好きなバーボス氏である。
一方でカミソリけいこくの方では、彼との差し替えでゲームボーイアドバンス版のみのオリジナルボスである巨大スライム「クロクタプス」が就任している。ぶっちゃけ、クロクタプスがこのワールドのボスだったらオリジナルステージxオリジナルボスで統一感が出たんだなあ。と突っ込んじゃいけないお約束。
なお、移植にあたり、本ワールドが新規で製作された詳しい経緯などは分かっていない。
ちなみに、過去のゲームボーイアドバンス版ドンキーシリーズでは、各ワールドのマップが完全新規に差し替えられている他、一部のワールドでは登場するコースの順番も原作とは全く異なるという"大胆さ"をウリにしていた。
しかし、3の場合はスーパーファミコン原作の時点でワールドマップ上でギミックや謎解きの要素が存在していた関係で、移植の際にはそれに配慮しなければならず。結果的にワールドマップは原作をほぼそのままの形で流用。コースの順番が変更された箇所も、たった1ヶ所2ステージのみという形になっていた。
その様な事から、ゲームボーイアドバンス版での恒例行事になりつつあった「マップ上での完全新規要素」の続投を断念した上で、それらの代わりとして本ワールドが「移植ならではの新たな発見」を多く見せている。
すなわち「移植スタッフのリベンジ」を果たしたいがために本ワールドが作られたと見られている。
最初のステージ。排水溝を水中と地上を交互に行き来しながら進んでいく。ダクトでありながらココ、リラーチが普通にいる。途中には水位が急激に下がる部分がある。
嵐の前触れの波止場が舞台。荒れているのは背景ぐらいで、進んでいく分には問題ない。スーパーファミコン版には登場しなかったクラッカが出没する。
木のステージではあるが大半が水に浸かっていて、背景には巨大な遺跡のような建物が見える。狭い木の中をココ、リラーチ、バッザーが動き回る。ボーナスステージでもバッザーをかわしながら進むことになるため、難易度が高い。
文字通りタル大砲を乗り継いでいくステージ。後半はロープアクションとなる。
荒れた水中の中を進んでいくステージ。前作の「かぜのもり」「アニマルランド」で登場した風のギミックが潮の流れという形で登場。色違いのリラーチが出没する。エンガードは登場しない。
前半はコースター。バズが多数配置されているため、ダクトコースターより難しい。後半は徒歩で進んでいくが、鋼鉄バレルに乗れれば、狭いダクト内にいる敵をパスすることができる。
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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