プラナス・ガールとは (プラナスガールとは) [単語記事]

プラナス・ガールとは、「月刊ガンガンJOKER」にて連載されていた松本トモキによる漫画である。また、外伝となる1.5話を収録した「女装少年アンソロジー」が発売、さらに2010年 4月にはドラマCDも出ている。

ストーリー

高校の合格発表当日、主人公である槙は一人の少女と出会う。彼女の名は「藍川絆」。無事入学し偶然にも同じクラスになった二人、そして自己紹介で少女は衝撃の事実を告げる――

――こう見えても男です――

藍川絆と出会った槙の平凡ではなくなってしまった日常が、今始まる。

登場人物

槙まきと（まきまきと）: CV：日野聡
成績優秀・スポーツ万能・おまけにルックスも良しの主人公。自炊しなければならない男子寮に住んでいるため、料理も得意。平凡な高校生活を送ることが願いだったが、藍川と出会ったことがきっかけでそれは叶わなくなる。女の子に人気があり、ラブレターをもらうことも少なくないが、あまり興味がないので断っている。が、藍川に詰め寄られると狼狽し、普段の自分とは違った姿を見せてしまうため、そっち方面の人間と見られてしまうことも…。
藍川絆（あいかわきずな）: CV：南條愛乃
見た目はショートカットの女の子に見えるが、実は男な、この作品のヒロイン（？）。学校にはセーラー服を着用して通学している。スポーツ万能だが、掃除・洗濯などの家事と勉強が苦手で、テスト用紙を白紙で提出してしまうほど。料理も壊滅的で、目玉焼きを作ることさえ出来なかったり。その容姿と話術から男女問わず人気があり、恋愛相談を受けることもある。槙が気になっているのか、性的とも取れるアプローチを度々仕掛けてくるが、当の本人は悪びれることなく、『男だから遠慮することなんてない』と言い、彼を狼狽させるのであった…。
花坂紫苑（はなざかしおん）: CV：生天目仁美
 夏休み中に来た編入生の女生徒。槙とは中学の時の同級生で、当時槙に好きな女子がいることを知り、先に付き合って取ってしまうという事があった。根っからのレズビアン。
門山優（かどやますぐる）: 槙の友人その1。実家は旅館を経営しており、「男」4人で海に行った際に泊った。バスケ部所属。1話目にソレっぽい人物がいるが、台詞がついたのは2話目から。賢・恵・あさみ・のんとは中学が同じ。; 明るくバカなのが特徴で、積極的に動きたがる人物。バカだが成績は非常に優秀だったり。; 藍川が男でも女でも可愛ければ問題ない、と吹っ切れている。
笹木野賢（ささきのけん）: 槙の友人その2。糸目の容貌が特徴。恵の双子の弟。優・恵・あさみ・のんとは中学が同じ。行動派でバカな門山に比べると対照的に冷静で思慮深く、槇の相談相手となることも。
笹木野恵（ささきのけい）: 女子3人組の1人。賢の双子の姉。優・賢・あさみ・のんとは中学が同じ。; 実は好きな人が...。
橘のん（たちばなのん）: 女子3人組の1人。賢・恵・あさみ・優とは中学が同じ。; 自覚のないレズビアンだったらしく、肝試しをきっかけに紫苑に好意を抱くようになる。; ちなみに作者のホームページにて『休日、紫苑を遊びに誘いたいが2人だけになる勇気がないので取り敢えずあさみと恵も一緒に呼ぶのんちゃんの図』が見れる。
あさみ: 女子3人組の1人。短い髪でヘアピン装備。槙に好意を抱いている。賢・優・恵・のんとは中学が同じ。; 周りが濃いため日に日に影が薄くなっていく...。頑張れあさみちゃん負けるなあさみちゃん。
佐東（さとう）: 1話目に登場した女生徒。コミックス2巻のおまけページでその後の様子が見れる。