ベースとは (ベースとは) [単語記事]

曖昧さ回避

ベース（バス）とは、最低音部を担当する楽器の総称。ベースギター、ベースホーン（チューバ）、バスドラムなどが当てはまるが、特に低音の弦楽器（ベースギター）を「ベース」と呼び表す。
ここでは弦楽器について述べる。

エレクトリック・ベース・ギターは、弦の振動をピックアップで拾う電気楽器の一種である。弦を押さえる部分にあるフレットは、有るもの無いものどちらもよく使われる。

フレットがあるものを「フレッテッドベース」といい、フレットが無いものを「フレットレスベース」という。

弦の本数は基本的に4本となる。しかしながら、多弦ギターのように、一般的な弦の本数よりも多くの弦を張った、「多弦ベース」なるものも存在する。

主な「多弦ベース」としては下記に箇条書きしたものが挙げられる。

また、多弦ベースとは別に4弦以下のベースも存在する。

ピックを使うか使わないかも演奏者によってまちまちである。

発生音域は4弦のがE1～B3(41.2-246.9Hz)、6弦のでB0～C5(30.9-523.3Hz)くらい。

アカデミックな場面ではコントラバスと呼ばれている楽器。ウッドベースはどうやら和製英語のようで、ねいてぃぶいんぐりっしゅすぴぃかぁは「ダブルベース (Double Bass、略記DB) 」と呼ぶ。巨大な共鳴部を有するものである。現在では音をピックアップで拾いアンプから流すことが多い。

フレットは無く、弦の本数は、4本であることが一般的である。多弦のものとしては、5本の弦を張った「5弦（コントラバス）」なるものが存在する。

※ 上記の（）内は適宜「アップライトベース」「ウッドベース」に読み替えてね。

弓、あるいはピックを使うかどうかは、楽曲のジャンルや演奏者のスタイルによって、まちまちである。ピックアップを用いて電気楽器化したものは、共鳴器が退化していることが多い。

上掲アップライトベースをピックアップを用いて電気楽器化したもので、共鳴器が退化している。

様々な曲でベース演奏の動画が存在する。軒並み優れた演奏が多いが、残念なことにノートパソコンやディスプレイに内蔵されているしょぼいスピーカーでは、スピーカーユニットを収めるキャビネット（箱）のサイズがあまりにも小さ過ぎることと、スピーカーユニットそのもののサイズがあまりにも小さ過ぎることが原因で、振幅の大きな低音を出す為に必要な量の空気を確保できないことから、低音が全然出ないため演奏を聴き取ることが出来ない。聴き取れてもそれはただの「倍音成分」である。