マーク・フィリポーシスは、オーストラリアの元テニス選手である。「元」と付けたがこの男、正式な引退声明は出していないようで何度かスポット的に復帰を企てている。現時点で最後のプレーは2015年だが、それ以前にシニアツアーに参戦していることや、年末に事実上の引退宣言と取れるコメントがあったことから、当記事では2007年を引退年とした。「フィリプーシス」と表記される場合もある。日本のネット上では「フィリポ」と略されることが多かった。
| Mark Philippoussis | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 | オーストラリア |
| 出身地 | オーストラリア: ビクトリア州メルボルン |
| 生年月日 | 1976年11月7日 |
| 身長 体重 |
196cm 103kg |
| 選手情報 | |
| 利き手 | 右 |
| バックハンド | 片手打ち |
| デビュー年 | 1992年 |
| 引退年 | 2007年 |
| テニス選手テンプレート | |
恵まれた体格を生かしたパワフルなショット、オーストラリア人らしいネットプレー、そして何より「スカッドサーブ」と呼ばれた強烈なサーブを武器に、1990年代後半から2000年代前半を中心に活躍した選手。羅川真里茂のテニス漫画「しゃにむにGO」ではビッグサーブの表現に「フィリポーシスも真っ青」といった台詞があったことからも全盛期のサーブのインパクトが推し量れる。後にイボ・カルロビッチに抜かれたが、当時の3セットマッチでのサービスエース記録も持っていた。
1996年、19歳の若さながら全豪オープンで当時のNo1選手であるピート・サンプラスをストレートで下している。スケールの大きさを感じさせるプレーで多くの期待を集めたが、結果的には中堅選手の枠を超えられなかった。後に全米オープンとウィンブルドンでそれぞれ決勝に進むが、前者は同国のパトリック・ラフターに、後者はロジャー・フェデラーに敗れてどちらも準優勝に終わっている。故障の多さも大成を阻んだと言えるだろう。
2007年以降は故障によりツアーでのプレーから離れるが、まだ諦められなかったようで、2010年、2015年とスポット的に復帰している。ただし、結果は言わずもがなだった。
コート外ではアンナ・クルニコワ、パリス・ヒルトンをはじめ多くの女性と浮名を流した事で知られる。派手な生活のせいか経済的に苦しいことが報じられたこともあった。コーチを務めていた父親のニックは2017年になって子どもへの性的虐待の疑いで逮捕されるなど、プライベートでは悪いニュースが目立っている。
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最終更新:2025/12/19(金) 06:00
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