マーチンコウ(Martin Coe)とは1988年生まれの日本の元競走馬。鹿毛の牝馬。
父ミスターシービー、母キタナシヨナル、母の父イエローゴツド。
母キタナシヨナルは1980年生まれ。未出走だが、管理調教師は武田文吾と記録されている。
母母ミスコウ(Miscou)は1973年、イギリス生まれで6戦0勝、2着1回。日本に輸入されキタナシヨナルなどを産んだが、ひ孫世代で唯一繁殖入りしたクリスティイモンが繁殖入りから4年連続で出産には至らず、血筋は途絶えている。
マーチンコウは栗東・藤岡範士調教師の管理馬となり、1990年4回中京開催でデビュー。新馬戦を2番人気4着の後、折り返しの新馬戦で1着。数え4歳の春は500万クラスで3戦して8、2、4着。
数え5歳となった1992年は1回小倉開催の背振山特別で1着。その後900万クラスでは12着と敗れる。夏の降級後は500万クラスで3戦して8、3、7着。
1993年から繁殖入りし6頭を産んだが、地方競馬で計9勝。唯一の牝馬のマーチンクインも繁殖に上がれず血筋は途絶えている。
競走馬としては凡庸であるが、同時期にチェリーコウマンがウインターステークス(1992年)に優勝し注目されたことで、同じ系統の名前として、記録ではなく記憶に残る珍名馬となった。
馬名の由来は「冠名マーチン+祖母のミスコウ」とも言われているが、ミスコウはMiss CoeではなくMiscouであり、マーチンミスコウ(Martin Miscou)でも命名規則上問題無いため疑問が残る。
Martinは一般に男性のファーストネームとされるが、ファミリーネームとしても無くはないため、Coeがファーストネームの女性も実在するようだ。
そのため、当時の著名人マーティン・コーも可能性はあるが、馬主・山田光雄の命名傾向からは無いとは断言できないが支持しにくい。
| ミスターシービー 1980 黒鹿毛 |
トウショウボーイ 1973 鹿毛 |
*テスコボーイ | Princely Gift |
| Suncourt | |||
| *ソシアルバターフライ | Your Host | ||
| Wisteria | |||
| シービークイン 1973 黒鹿毛 |
*トピオ | Fine Top | |
| Deliriosa | |||
| メイドウ | *アドミラルバード | ||
| メイワ | |||
| キタナショナル 1980 鹿毛 FNo.9-c |
*イエローゴッド 1967 栗毛 |
Red God | Nasrullah |
| Spring Run | |||
| Sally Deans | Fun Fair | ||
| Cora Deans | |||
| *ミスコウ 1973 黒鹿毛 |
Charlottown | Charlottesville | |
| Meld | |||
| Royal Justice | Supreme Court | ||
| Sun Princess | |||
| 競走馬の4代血統表 | |||
クロス:Nasrullah 5×4(9.38%)、Nearco 5×5(6.25%)、Mumtaz Begum 5×5(6.25%)
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最終更新:2025/12/06(土) 02:00
最終更新:2025/12/06(土) 01:00
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