ミミック(映画) 単語


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ミミック

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ミミックMimic)とは、1997年アメリカ映画

概要

監督ブレイド2、ヘルボーイシリーズで知られるギレルモ・デル・トロ
タイトル通り“擬態ミミック)”がテーマであり、人間擬態する昆虫クリーチャー捕食である人間を襲うパニック映画である。

アメリカ映画にありがちなアクション性の高い“動”の恐怖ではなく、前半はの連続誘拐殺人犯が姿をチラつかせるサスペンススリラー空気匂わせ、徐々に正体をあらわしていくクリーチャーへの緊感・不安感を強調した“静”の恐怖が中心なのが特徴。
後半は一転、登場人物達がクリーチャーに追われ、襲われ、立ち向かっていくパニック映画と化していく。爆発シーンもド手。
また、舞台設定が近未来であるにも関わらず、全体的にどこか古めかしい雰囲気が漂う作りになっている。

続編としてミミック2が制作された。ミミック3も制作された。

原作ドナルド・A・ウォルハイムの短編小説擬態Mimic)』。
邦訳を掲載した『SF映画原作傑作地球の静止する日』には要点を押さえた作品解説が付いており、この小説がどうやってこれほどまでに原形をとどめていない映画になっていったのかについて大変参考になる。

あらすじ

未来ニューヨークでは、ゴキブリを媒介とするストリックラー病が流行し、多くの子供の命が奪われる事態に陥っていた。更なる事態の悪化を塞ぐため、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のピーター昆虫学者スーザンに感染であるゴキブリ全滅させる天敵の“創造”を依頼する。スーザン遺伝子操作によって、シロアリカマキリを掛け合わせた新種の昆虫ユダの血統”を生み出した。“ユダの血統”はゴキブリを一掃し、遺伝子に組み込まれた自然プログラムによって死滅。ニューヨーク穏な日常を取り戻した。

数年後、ニューヨークでは周辺のホームレス行方不明になる事件が多発していた。ピーター行方不明になった牧師のいた教会の捜のため召喚され、教会の一室で天井に貼り付いていた“”を採取する。時を同じくして、スーザンも“奇妙な幼”を入手し、調の結果“ユダの血統”が死滅してしない事実を知る。スーザンピーター、そして牧師を連れ去った“変な靴のおじさん”を撃した少年チューイ。彼等の付近を“ロングコートの男”が暗躍する……

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