かつて、現代の科学技術をはるかに上回る高度な技術を持った文明があった。それがムーである。
そしてこの高度な技術の礎となっていたのが「電波の神」ラ・ムーなのだ。
元々現代に広く存在する電波のすべてが、このラ・ムーによって生み出されたといっても過言ではなく、つまり電波の「親」とさえも言える。
「神」とまで崇められる理由は「無から有を生み出す」力にある。この力により次々と電波を作り、やがて自我を持った電波体でさえも次々と生み出した。生み出された電波体はラ・ムーを崇め、そして永遠にラ・ムーの力が尽きないことに確信を持っているため死を恐れない。
なにより、ムー大陸は空高くに浮かぶ大陸、この動力源は他ならぬラ・ムーであり、これだけでもその力をうかがい知ることができる。
しかし、皮肉なことにこの技術によって生み出された電波体やオーパーツは、やがて絆を失った人々の争いの道具として使われるようになり、大陸そのものに大きな傷をいくつも残したままムーは力尽き、現在のバミューダラビリンスの地の深くに眠ることとなる。
この眠りから目を覚まさせたのがドクター・オリヒメであり、長い年月を経てラ・ムーとムー大陸は復活した。
普段はムーの最奥にある玉座の間に居座っている。目を覚ます前は大きな岩に見えなくもないが、目を覚ませば忽ち体は光り、指が生え、大陸を揺らすほどのパワーを持って唸り声を上げる。
復活したラ・ムーはドクター・オリヒメの命によりロックマンの排除を試みるが、スバルとウォーロックの絆の力により辛くもロックマンが勝利する。自暴自棄となりムー大陸そのものを地球に落下させようとしたドクター・オリヒメをラ・ムーの暴走から身を挺して庇ったエンプティーにより、オリヒメは改心。ラ・ムーは今度こそロックマンの手により木端微塵に砕け散り、大陸は海に沈んでいった。シリアスなストーリーにただ一人取り残されてしまった点には触れてはいけない。
電波の神と讃えられるほどでもあり、攻撃方法も多種多様にわたる。
基本攻撃は、ムーの兵士エランドと「カミカクシ」の黒渦でロックマンを追い詰める。
巨大なドリルを召喚し、ミサイルのごとくロックマンに狙いを定め発射する攻撃もあり、こちらはガード不可攻撃の上スピードも速い。力を開放すると発射するミサイルの数が増える。
両の腕をバルカンに変形させ、ロックマンに向けて発砲する技もある。この攻撃技は攻撃するマス、攻撃のリズム共に不規則な攻撃となるため、回避が難しい。足元を見ててもガードが間に合わないほどのスピードのほか、攻撃時間も長くなっている点もいやらしい。
「ムーのイカズチ」という技はラ・ムーが一旦姿勢を低くした後にエリア全域を射程範囲とする巨大なレーザーを発射する。ガードは可能な攻撃だが攻撃のヒット回数が非常に多く、完璧に回避したいのであれば発射する直前にガードをするタイミングを合わせる必要がある…が失敗したときのダメージがシャレにならないのでお勧めできない。一発や二発程度であればそこまで深刻なダメージにはつながらない。
両手に大きな瓦礫を持ち、エリアを叩き割る攻撃もある。当然ながらブレイク属性であり、左と中央、または右と中央の2パターンで叩き割るので回避の順を間違えないように。
また、序盤は胴体部分に大きなガードを持っており、このガードを破壊するまでは一切の攻撃が通用しない。盾の耐久力が落ちるごとに、青→黄→赤の順に変色していく。そしてガードを破壊した後は、一部の攻撃技が強化されるほか、胴体にはオーパーツの形をした光がまがまがしく光る。この光が閉ざされている間は攻撃が無効となる。
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最終更新:2025/12/06(土) 05:00
最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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