福岡、熊本、長崎と似通っている『肥筑方言』の一つ。似通って入るものの、福岡弁とはまた違って複雑な言葉を形成している。
特に訛りのキツいところでは本当に佐賀弁かというくらい怪しい方言が混じっていたりする。かつて対馬藩だった鳥栖市周辺、唐津藩だった唐津市周辺にも独特の方言があるようだ。
終動詞「ばい」「たい」、逆説の「ばってん(が)」、カ語尾の「よか」など九州の他の地方で使われる方言は一応ある。
東部と西部の違いでは『~る』の略称をどうしているか。例えば佐賀市ではねるを『ぬっ』というように『~っ』で詰まらせることがある。これが西部だと『ぬー』というように伸ばす。『取っている』は東部では『とっとっと』になるが、西部では『とっとーと』になる。
また、『連母音融合』といって、連母音というものが混ざって『大根』が『ぢゃーこん』のように訛る場合もある。その応用として、『お』が『う』になり『多い』が『うーか』になる。
佐賀地区では『り』が『い』になる。また、『れ』も『い』になる場合がある。『薬』が『くすい』、『これを』が『こいば』という風な訛りを形成する。
他にも助動詞に『やろー』や『やった』を使う、擬音が三音になる(例:『ザーザーザー』)など、様々な特徴が現れる。
ここでは、佐賀弁で実際に使われる語彙を紹介する。
※『がばい』と『やーらしか』についてはそれぞれの項目を参照。
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最終更新:2024/12/03(火) 01:00
最終更新:2024/12/03(火) 00:00
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