和歌山ビッグホエールとは (ワカヤマビッグホエールとは) [単語記事]

和歌山ビッグホエールとは、和歌山県和歌山市にある多目的ホールである。すごい名前だがこれで正式名称。公益財団法人和歌山県スポーツ振興財団が運営する。ここでは同じ敷地内にある和歌山ビッグウェーブと県民交流プラザ和歌山ビッグ愛についても述べる。

歴史

ビッグホエールのあった場所は元々国鉄の貨物駅、和歌山操駅（和歌山操車場）があったが国鉄からJRに変わる直前の1986年に閉鎖。その後この一帯にスポーツ・文化施設を建てるという再開発計画が立てられた。こうしてできたのがこのビッグホエール、ビッグウエーブ、ビッグ愛である。_{しかしこのダサい名前は異論がなかったんだろうか。}

老朽化した和歌山県営体育館の代替施設として建造された多目的ホール。最大8500人収容のアリーナと最大6室に分割可能な軽運動場からなる。

鯨（ホエール）の名の通り天井から水を吹き出す謎機能が付いているが周辺の住宅に水をまき散らすとクレームがついてこの機能の使用は自重しているらしい。

和歌山市に個人事務所を置いているコブクロが毎年のようにファンフェスタと呼ばれるライブを行うほか、近年ではSexyZoneが全国ツアーで毎年利用している。

老朽化した和歌山県営武道館の代替施設として作られた武道館にして事実上ビッグホエールの補助アリーナ。

施設は最大1497席設置できるメインアリーナと体育館的なサブアリーナ、電動で設置できる柔道畳装置を備えた武道場を備える。

地上12階建ての複合ビルで、1階に230席の大ホールと面積454㎡の展示場。2階から9階は県の福祉・医療関係オフィスが入居する事実上の県庁別館。10階と11階はホテル。12階はミシュランで星を取ったレストランのオーナーシェフが監修するというレストランが入居している。

JR和歌山駅からだと西口から出て突き当りの信号を左に曲がって広い道（国体道路）ぞいに延々歩くこと15分ほどでつく。大阪方面からだと一つ次の駅である宮前駅で降りた方が近いと言えば近いが、道の分岐が多くてわかりにくい。