堺駅とは (サカイエキとは) [単語記事]

概要

1888年、南海電鉄の前身企業である「阪堺鉄道」の終着駅として開業。堺市内で最初に設けられた駅である。当時は現在の駅よりもやや北側に位置しており、「吾妻橋駅」とも呼ばれていた。現在も堺駅前交差点に「吾妻橋」の名が残る。
かつては堺駅と湊駅の間に「龍神駅」が存在していたが、1955年に龍神駅を廃し堺駅を存続駅として併合。現在の位置になった。

ラピート β以下の全列車が停車する駅である。
堺市を代表する三大駅(堺東駅・堺市駅・堺駅)のひとつであるが、1944年に堺市役所が堺東駅近くに移転したのをきっかけに堺東駅周辺が発展するようになり、現在では乗降客数は堺東駅＞堺駅＞堺市駅となっている。
(2015年時点のデータでは、堺東駅：一日約59000人、堺駅：一日約36000人、堺市駅：一日約12000人)
これら3駅は南海バスで繋がっており、頻繁に運行されている。

阪堺電気軌道阪堺線の大小路駅へは徒歩7分程度で行ける。

かつては大阪市電も堺駅前に乗り入れていた(市電の駅名は「大浜北町駅」)が、1968年に廃止された。

緩急接続可能な駅で、島式ホーム2面4線である。

堺駅の駅舎と一体化している駅ビル『プラットプラット』がある。
気軽にぷらっと立ち寄れるということからその名が付いた。
屋上には芝生庭園があり、堺市民の憩いの場となっている。

主に以下の有名テナントが入居している。