深海棲艦は殴るもの…!!
見間違えてしまった人のために「艦これ」と「拳法」のネタタグです。
第二次世界大戦期までにおいて、戦艦の売りの1つはその長射程により相手を一方的に殴れることであった。戦艦大和ではその46センチ砲の射程は42キロメートルに及び、これは当時のアメリカの主力戦艦の射程を上回っていた。この射程を以って敵を一方的に殴り倒すことを期待されていたとも言われるが、実際に太平洋戦争が始まってみれば空母艦載機によるさらなるアウトレンジからの攻撃によって、対艦戦において戦艦の射程が日の目を見ることはついぞなかった。
翻って、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ』において、大和型の装備である46センチ砲系列の主砲およびその上位互換である51センチ砲系列の主砲は射程超長を誇り、射程長までしか持たない敵を一方的に先制攻撃することができる。まさに史実において期待されていた運用法である。しかし、このゲームにおいても空母艦載機による攻撃が戦艦による砲撃の前に発生する事は覆せないルールとなっており、もしここで空母艦載機により戦艦が大破しようものならまさに史実通りの戦艦が活躍できない戦場が出来上がってしまうのである。
では史実でもゲームでも長距離射程の主砲による殴り合いができない戦艦はどうすればよいか。その答えが長距離射程を捨て近距離で殴り合う、あるいはゼロ距離で素手で殴り合うであり、そのために開発されたのが大日本帝国拳法である。
お前は何を言っているんだ………
第三次ソロモン海戦において戦艦霧島は戦艦「ワシントン」「サウスダコタ」を相手に近距離での殴り合いを演じた。
前述の史実から霧島(艦これ)も素手による殴り合いを好むという風評被害二次創作が広く知られている。
また長門(艦これ)=ゴリラというイメージがどこからか発生していたため、それに付随して二次創作では長門(艦これ)は近接格闘にパンチなどを用いるようになっていた。誰が呼んだか「ビッグ7パンチ」なるものも流布している。
もともと近接格闘用の武器を持つ艦娘もいたこともあり、絵として見せるためにもギャグとして見せるためにも近接格闘の需要は高く、その他の戦艦もこれに付随して、素手での殴り合いはそれなりにしていた。
だがそれを公式がやるのはどういうことか。
アニメ艦これ最終回(第12話)にて、長門(艦これ)は41センチ砲による長距離砲撃を投げ捨て、パンチによって深海棲艦を倒している。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
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