川又米利

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川又米利（かわまた よねとし）とは、元プロ野球選手である。

概要

OB
川又米利
基本情報
国籍	日本
出身地	東京都調布市
生年月日	1960年8月4日
身長 体重	179cm 79kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	外野手、一塁手
プロ入り	1978年ドラフト外
引退	1997年
経歴
選手歴 早稲田実業学校高等部 中日ドラゴンズ(1979-1997) 監督・コーチ歴 中日ドラゴンズ(2002-2004) NAGOYA23 中日ドラゴンズ(2012-2013)
プロ野球選手テンプレート

1960年8月4日生まれ。東京都調布市出身。小学校時代から野球を始めリトルリーグではエースとして活躍。

早稲田実業学校高等部へ進学。1年時より一塁・外野手のレギュラーとして活躍。在学3年間で春夏通じ4度の甲子園大会に出場。この他1年秋には明治神宮大会優勝、2年秋の国体で優勝など全国レベルで活躍し、同じ高校出身であり、左の強打者であった王貞治になぞらえて「王2世」と呼ばれることもあった。

1978年オフに中日ドラゴンズにドラフト外で入団。

入団後はプロの壁にぶつかり、二軍では1982年にウエスタン・リーグ首位打者を獲得したものの、一軍レベルではなかなか結果の残せないシーズンが続いた。

1983年、代打中心に起用され、出場は32試合だったが、打率.327、6本塁打、14打点と少ないチャンスで活躍。だが期待された翌シーズンは打率.114と期待を裏切る結果を残してしまった。

1985年、ライトのレギュラーの座を獲得し、122試合に出場。初めて規定打席に到達し、打率.290、9本塁打、44打点の成績を残した。

1986年、谷沢健一に代わりファーストとして起用され、打率.277、9本塁打、42打点をマーク。

1987年、打率こそ.253と落としたが、16本塁打、57打点と本塁打・打点はキャリアハイの成績を残した。

1988年、打率.280、6本塁打、35打点の成績を残しチームのリーグ優勝に貢献。日本シリーズでも郭泰源から本塁打を放つなど活躍を見せた。

以降の年は落合博満や助っ人外国人たちの加入・活躍もあり、スタメンでの出場機会は減少。主に左の代打の切り札として起用されるようになっていく。

1996年、代打で本塁打を放ち、16本目の代打本塁打本塁打を放った。

1997年、現役を引退。

引退後は中日で2度打撃コーチを務めた。この他、2007年にクラブチーム「NAGOYA23」を結成し総監督として活動していた(2014年活動休止)。

現在は野球解説者・評論家として活動しつつ、ドラゴンズベースボールアカデミーのコーチを務めている。

人物・エピソード

勝負強い打撃で活躍した強竜打線の左の代打の切り札。通算代打本塁打16本はNPB歴代5位の記録である。また、巨人戦を得意としていた。

打撃は得意としていた一方で、守備や走塁面を苦手とした。

川又に使用されていた応援歌は、川又引退後も「チャンステーマ3(通称：川又チャンテ)」としてしばらくの間使用されていた。

通算成績

打撃成績

通算:19年	試合	打席	打数	得点	安打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
NPB	1415	3387	2897	303	771	74	364	23	50	34	394	8	433	57	.266	.352

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応援歌

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関連項目

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