末原恭子とは、漫画及びアニメ作品『咲-Saki-』に登場するキャラクターである。
南大阪代表校・全国ランキング学校別5位の姫松高校で大将を務める。3年生。
代行監督の赤阪郁乃の代わり(?)に参謀として相手チームの分析と対策を行っている。
服装は、夏のインハイでは制服のブラウスに、下はスカートを履き忘れてスパッツ一枚。秋頃の下校時には制服のスカートの下にジャージ(下)を着用し、ジャージ(上)はマント羽織している姿が見られる。余談ではあるが咲世界じゃ希少価値の高いスパッツキャラ。もちろん下着の類はつけてない。
「凡人」を自称し、麻雀に対しても「たとえ格下の相手でも負ける可能性を意識して臨む」という堅実なスタンスを取っている。また対戦相手の分析や対策に余念がなく、片岡優希の東場における脅威の爆発力を調べたところ異常なまでに東場の起家率が高いことを突き止めており、不発に終わってしまったがエイスリン・ウィッシュアートの和了率を分析して13巡までの面前聴牌率の高さを警戒し、真瀬由子に対策を伝授するなど参謀としての能力は割と優秀なほう。
なお上重漫の「相手が強いほど爆発力が高くなる」能力に注目して赤阪郁乃へ推薦してレギュラーに抜擢したり、昨年の秋季大会からレギュラー抜擢されたことに躊躇する愛宕絹恵へ「喜びいな、姉に少し追いついたんやから」と励ますなど下級生の面倒見も良い。
麻雀の打ち筋は速攻から守備、対応型まで器用にこなすオールラウンドタイプ。前述のように凡人を自称していることから能力者の類ではなく、逆境にハマりメゲそうになっても思考を止めず状況を打開することを心がけている。
(以下本編ネタバレ)怪物揃いの大将戦を前に一抹の不安を感じつつも準々決勝ではエース・愛宕洋榎の活躍もあり、大将戦トップでバトンを受け取る。
前半戦では序盤に3連続で速攻手を決めて逃げ切りを図るも、東四局で宮永咲に責任払いを食らわされてからは大苦戦を強いられる事となる。
具体的には
1.姉帯豊音の能力「先負」に捕まり、4連続でリーチ一発を振り込んでしまう
2.後半戦で先負対策として全てダマで通し、鳴き麻雀でリーチをかけない作戦に出るも、今度は「友引」の能力によって2連続ツモ上がりを決められ、トップの座から滑り落ちる
3.更に石戸霞が攻撃モードに入り、場を強制絶一門状態とされた上に倍満をツモられ、一気にラス転落
4.それでもなお現状を三麻に見立てて東三局で必死のツモ上がりを決める、しかし東四局で宮永咲が自分を上回る策で嶺上開花を決めた事により、遂にメゲてしまう
想像を遥かに超えた怪物3人に蹂躙されたまま勝負は南場へ突入し、宮永咲が怒涛の攻勢を開始する。そして南三局で咲が見せた大明槓からのツモ切り……これを「カンドラを乗せて打点を上げるため」ではなく「ツモをズラして絶一門を崩す策」と読み切り、自分にカンドラが乗った状態で起死回生の倍満ツモを決め、石戸霞をまくって大逆転の2位浮上、オーラスで咲が安手を上がった事により試合は終了し、準々決勝を2位抜けで勝ち上がった。
しかし彼女は勝利後の控え室で気付く……大将戦で宮永咲の収支結果は2連続で±0だったこと、しかも後半ではその状態で1位抜けになったこと、南三局で見せた謎のカンは自分の点数調整のためだけに仕組まれたものであったこと……
完全に掌の上で踊らされた屈辱と、宮永咲という圧倒的な力量差を持つ相手ともう一度戦わなければならない恐怖で涙目となった彼女へ赤阪郁乃は囁いた。
作中で披露した作戦の裏目っぷりや、大将戦での数々の名言、レイプ目やカタカタと震える指の描写が読者の好評を博し、いわゆる戦犯キャラとして全国大会の準々決勝に登場する選手の中ではトップクラスの人気を誇ることとなる。
インターネット界隈では「池田2世」「池田を越えた」「終身名誉死刑囚」「Vやねん!姫松」などと様々なあだ名を付けられ、ニコニコ動画においても戦犯ネタで様々な動画にオチとして扱われる始末であった。
しかし本編の第99局においてまさかの勝ち上がりにより状況が一変、関連動画では姫松の勝利を祝うコメントやこれまで彼女を戦犯と罵っていた視聴者の謝罪コメントが溢れ返る事となった。
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最終更新:2025/01/14(火) 11:00
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