桑原謙太朗とは (クワハラケンタロウとは) [単語記事]

桑原謙太朗（くわはら　けんたろう、1985年 10月29日-）とは、三重県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

OB
桑原謙太朗
基本情報
国籍	日本
出身地	三重県名張市
生年月日	1985年 10月29日
身長体重	184 cm 84kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2007年大学生・社会人ドラフト3巡目
経歴
津田学園高等学校奈良産業大学横浜ベイスターズ(2008年-2010年) オリックス・バファローズ(2011年-2014年) 阪神タイガース(2015年-2021年)
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始める。

津田学園高等学校では3年春にエースになるが、甲子園出場はならなかった。

奈良産業大学に進学し、4年春に近畿学生野球リーグ戦で史上3人目の完全試合を達成。47試合に登板し26勝2敗の成績を残し、タイトルもいくつか獲得した。2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で横浜ベイスターズに入団した。背番号は38。

2008年は30試合内10試合は先発登板し、3勝6敗の成績を残したが、2009年は故障に泣き11試合に終わり、2010年は防御率6点台と結果を残せなかった。

オリックスでの4年間は二軍で過ごすことが多かった。

2015年は開幕を中継ぎとして一軍で迎えたが、前半戦までに6試合登板したのみだった。

2016年は一軍での登板はなかった。

2017年はオープン戦で結果を残し、開幕を一軍で迎える。勝利の方程式を担い、高橋聡文、岩崎優、マルコス・マテオ、ラファエル・ドリスらと強力リリーフ陣を形成してチームの2位に大きく貢献。自己最多の67試合に登板し、防御率1.51。39ホールドでマルコス・マテオと共に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。契約更改では球団の日本人選手史上最高の463%アップ（800万円→4500万円）を勝ち取る。

2018年は前年に続いてシーズンを通してセットアッパーを務めた。62試合に登板し、5勝3敗32ホールド、防御率2.68と、前年ほどではないものの一流と言っていい好成績を挙げた。

2019年は過去2年のフル回転の影響か、右肘のコンディション不良に苦しみ、開幕一軍入りしたものの7試合投げただけで二軍落ち、その後は二軍でも登板なくシーズンを終えた。

2020年は前年の怪我から開幕前に実戦復帰。二軍でも防御率5点台とパッとしなかったが、9月に一軍昇格して12試合に登板した。

2021年は開幕を一軍で迎えたが、結果を残せずに限界を感じたことからこの年を以て現役を引退した。