U.C.0096──
生き延びることはできた。
君は今、何を為すのか?
『機動戦士ガンダムUC』とは、富野由悠季・原案、福井晴敏・著による小説、及びこれを基とした古橋一浩・監督、富野由悠季・原作のアニメである。小説版は角川書店『ガンダムエース』にて2007年2月号から2009年8月号まで連載されていた。
単行本全11巻が発売。11巻にはPS3用ソフト『機動戦士ガンダムUC』の同梱小説「戦後の戦争」と、ムック『機動戦士ガンダムUC GREAT WORKS BOX Ⅲ』の同梱小説「不死鳥狩り」の2本の外伝が収録される。
人気作家+宇宙世紀ガンダムという組み合わせは功を奏して、単行本の発行部数は10巻時点の累計で200万部を突破している。
キャラクターデザイン:安彦良和
メカニックデザイン:カトキハジメ
挿絵:連載第9回まで安彦良和、10回から虎哉孝征
概要
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となる、宇宙世紀ガンダムの新作である。物語は宇宙世紀元年から始まり、その年に起こった、宇宙世紀誕生や一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核になる。とはいえここから見始めてもとっても面白い。
従来のOVAシリーズと異なり、ニュータイプが本編の世界観を支える一要素として取り入れられている。また、「Z」「ZZ」など過去作品からの設定が、一部の登場人物および機体等に反映されているのも特徴。
2010年春から“クロスオーバーコンテンツ”と称して映像化され、期間限定での劇場上映やBlu-ray Discの先行販売、PlayStation Storeでの先行配信、さらにBDには英語吹き替えの収録や五ヶ国語の字幕が付くなど、様々な視聴形態で全世界的な展開を目的とするコンテンツとなっている。
当初は1話辺り50分で全6話予定と発表されていたが、2012年5月13日に行われたイベント『GUNDAM LIVE ENTERTAINMENT 機動戦士ガンダムUC FILM&LIVE 2012 Reader's Theater "hand in hand"』にて全7話への変更が発表、2014年に完結した。
更に2016年4月3日よりテレビ朝日系列全国ネットで、OVA版をTV放映用に再編集したTVアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』が放送されている。
なお映像化決定以前から、ファンの手により非公式OPなどが作成されていた。
以上の後、アニメ版からの続編として(小説版は展開・結末が異なるため繋がらない)、2019年に劇場アニメ『機動戦士ガンダムNT』が公開された。
ストーリー
西暦最後の日――。
地球の低軌道上に建造された地球連邦政府首相官邸≪ラプラス≫では、西暦から宇宙世紀への改暦セレモニーが行われていた。しかしその最中、≪ラプラス≫は突然のテロ行為によって爆破されてしまう。
貧困からこのテロ行為に加担した青年サイアム・ビストは、乗ってきた宇宙船が口封じのために爆破されるも即死を免れ、宇宙を漂う。そして、≪ラプラス≫の残骸から偶然にもあるものを発見する。これこそがその後、『ラプラスの箱』と呼ばれる禁忌の存在であった。
時は流れ、U.C.(宇宙世紀)0096――。
「シャアの反乱」から3年が経ち、地球圏は平穏を取り戻したかのようにみえた。
そんな中、アナハイムが所有する工業コロニー≪インダストリアル7≫において、『ラプラスの箱』の力によって栄華を極めたビスト財団と未だ存在するネオ・ジオン残党(通称“袖付き”)との間でとある謀議が交わされようとしていた。それはビスト財団が『ラプラスの箱』を袖付きに引き渡す、というものであった。
開ければ連邦政府が転覆する、とさえ言われる『ラプラスの箱』。この譲渡を連邦政府が見過ごすはずはなく、上層部はロンド・ベル隊の一部隊や特殊部隊を投入し、『箱』の奪取を企てる。
そして、単身『箱』の譲渡阻止のため行動する一人の美少女を、日々の生活に“ずれ”を感じる少年バナージ・リンクスが助けたことから、運命の歯車が大きく動き出す。
『ラプラスの箱』とは一体何なのか?そして『箱』に隠されているとされる、宇宙世紀の秘密とは――?
関連動画
ぼくしー氏の手による非公式OP
登場人物
民間人
- バナージ・リンクス (声:内山昂輝)
主人公でカーディアス・ビストの実子。詳しくは個別記事参照。
搭乗機はユニコーンガンダム。
- タクヤ・イレイ (声:下野紘)
バナージの友人。MSオタク。現役軍人が引く程度の知識を持つ。
ユニコーンガンダムのフルアーマープランのベースは彼が設計。…何なんだこいつ。
- ミコット・バーチ (声:戸松遥)
バナージの友人その二。
小説では他校の生徒だったが、アニメではバナージ、タクヤと同じアナハイム・エレクトロニクス工業専門学校の生徒に設定変更。
彼女の性格は誰かさんとは異なりまともなので安心してほしい。
- ハロ(声:広橋涼)
ガンダムシリーズお馴染みのマスコットロボ。今作では彼(彼女?)の活躍する場面はあるのだろうか?
- マルコ(声:宮下栄治)
エスタ(声:広橋涼)
トム(声:日野聡)
デニス(声:朝倉栄介)
その他アナハイム工専の友人たち。
- ダイナーの老主人(声:森功至)
旧世紀の鉄道を模したダイナーを営む老人。
- カイ・シデン(声:古川登志夫)
0096年現在もジャーナリストとして活躍中。
ブライトの意向を伝えるためルオ商会の仲介によって、ガランシェール隊と交渉を行う。
- ベルトーチカ・イルマ(声:川村万梨阿)
「Zガンダム」でアムロと共にエゥーゴの支援組織カラバに所属していた女性。
現在はルオ商会に縁のあるフリーランスの情報屋として活動している。連邦軍参謀本部の情報をブライトに提供し、また、ブライトの意向をガランシェール隊に伝えるための交渉役として、カイと連絡を取る。
ネオ・ジオン残党"袖付き"
- オードリー・バーン (声:藤村歩)
ヒロイン。正体はザビ家最後の生き残り、ミネバ・ラオ・ザビ。あのドズルの子とは思えない美貌である。
詳しくは個別記事参照。
- フル・フロンタル (声:池田秀一)
ネオ・ジオン残党、通称"袖付き"の指導者でシャアっぽい人。やはり「大佐」と呼ばれる。シャアは3年前から消息不明のはずだが…?
名前は「丸裸」の意。仮面つけてるクセに…
愛機は例によって真っ赤なMSシナンジュ。
- マリーダ・クルス (声:甲斐田裕子)
もう一人のヒロイン。シリーズ伝統の「年上の女性」ポジション。
またの名をプルトゥエルブ。ここから察するに……
搭乗機はクシャトリヤ。
- アンジェロ・ザウパー (声:柿原徹也)
フル・フロンタル親衛隊の隊長で若いエースパイロット。
おそらくガンダム史上屈指のトンデモないあだ名をつけられた人物。いくら育ち方がアレだったとはいえ…
大佐が関心を寄せるバナージに対し激しい憎悪と嫉妬を覚え、胸倉掴んだり足でゲシゲシしたりする。
専用のギラ・ズールとローゼン・ズールに搭乗。やけに紫色を好む。
- スベロア・ジンネマン (声:手塚秀彰)
オヤジ。
“袖付き”の部隊・ガランシェール隊の隊長にして、偽装貨物船ガランシェールの船長。
- フラスト・スコール (声:小山力也)
偽装貨物船ガランシェールの操舵手。過去にCTUに勤務していた経歴はない。
- ギルボア・サント(声:チョー)
ガランシェールのクルー。人当たりのよい三児のパパ。
- サボア(声:西凛太朗)
ガランシェール隊のMSパイロット。「ウヂュウバズベーズノ゛イドノモ゛ンダー」と吼えた人。
- ベッソン(声:坂詰貴之)
アレク(声:乃村健次)
その他ガランシェール隊のメンバー。
- ヒル・ドーソン(声:梅津秀行)
現在は袖付きの旗艦である『レウルーラ』の艦長。階級は大佐。
なのに大尉であるアンジェロにタメ口きかれちゃう人。
- トムラ(声:小松史法)
ガランシェール隊の整備員。24歳と若いが整備技術は高い。
ジオン残党軍
- ロニ・ガーベイ(声:伊瀬茉莉也)
地上のジオン残党軍のMSパイロット。巨大MAシャンブロに搭乗する。かつてジオン残党をまとめ上げた元軍人で資産家でもあったマハディ・ガーベイの娘である。
ちなみに原作小説では強烈な主義の下、シャンブロに同乗し大暴れしたマハディだったが、アニメではその存在を危険視したスタッフ地球連邦軍によりすでに殺されている(2人いた息子の設定は不明)。ロニはその恨みを晴らすため、シャンブロを操る。
- ヨンム・カークス(声:石塚運昇)
地上のジオン残党軍の現在のリーダー。ロニの父親代わりも務める。搭乗MSはザクⅠ・スナイパータイプ。
地球連邦
軍属
- リディ・マーセナス (声:浪川大輔)
U.C.0080の時ジオン軍のMSに憧れを持っていた少年は、16年後連邦のMSパイロットになる(中の人的な意味で)
……一応まじめな解説を入れておくと、代々地球連邦の要職を務めてきた名家・マーセナス家の嫡男。だが家の束縛から逃れたいがために、軍人の道を選んだ。『飛行機』が大好きで、複葉機のペンダントを幸運のお守りとして出撃時にいつも身につけている。
搭乗機はリゼル→デルタプラス→バンシィ。
- ブライト・ノア (声:成田剣)
なんというか、相変わらずのお方である。名前が出るだけじゃなく、ちゃんと作品に関わってくれるのでご安心を。
現在はラー・カイラムに搭載された新型ミノフスキークラフトの稼動試験と新型MSジェスタの評価試験のため、地上に降りている。
- ミヒロ・オイワッケン (声:豊口めぐみ)
ミヒロはMSには乗りません。ロンド・ベル隊所属の戦艦、ネェル・アーガマのオペレーターです。
- オットー・ミタス(声:内田直哉)
ロンド・ベル隊所属の強襲揚陸艦、ネェル・アーガマの艦長。趣味は紅茶。
- レイアム・ボーリンネア(声:渡辺美佐)
ロンド・ベル隊所属の強襲揚陸艦、ネェル・アーガマの副長。
階級・役職はオットーより下だが、ネェル・アーガマ内での実質的な立場はレイアムが上。
- ノーム・バシリコック(声:宮内敦士)
ネェル・アーガマのMS部隊長。階級は少佐。リディをはじめ、インダストリアル7内での戦闘で生き残った艦載機をまとめ、暗礁宙域内のネェル・アーガマに襲い掛かるシナンジュを迎え撃つも返り討ちにあい撃墜される。
- ボラード(声:井上剛)
ネェル・アーガマの通信長。
- ヘルム・コンバース(声:志村知幸)
ネェル・アーガマの航海長。
- サーセル・ミツケール(声:丸山壮史)
ネェル・アーガマのセンサー長。
- ウタルデ・ハッシャー(声:杉村憲司)
ネェル・アーガマの砲術長。
- シドー・オモキ(声:多田野曜平)
ネェル・アーガマの機関長。
- ジョナ・ギブニー(声:斎藤志郎)
ネェル・アーガマの機付長。
- ダグザ・マックール (声:東地宏樹)
地球連邦軍特殊部隊、ECOAS(エコーズ)920部隊の司令。密命を受けて、部隊共々ネェル・アーガマに乗り込む。
M92Fという数百年前のほとんど骨董品レベルの拳銃を愛用する。
- コンロイ・ハーゲンセン(声:三宅健太)
エコーズ920部隊の副司令。ダグザの右腕として部隊を統率する。角刈り。
- ナイジェル・ギャレット(声:中村悠一)
ダリル・マッギネス(声:勝杏里)
ワッツ・ステップニー(声:安元洋貴)
ロンド・ベルの旗艦ラー・カイラムに所属する"ロンド・ベルのトライスター(三連星)"と称されるトリオ。最新鋭の量産機ジェスタのテストパイロットとして訓練記録を多数塗り替えている。U.C.0093の第2次ネオ・ジオン抗争以降に軍属になったため、まだ実戦は未経験である。
- ハサン(声:佐藤正治)
ネェル・アーガマの医務官。グリプス戦役時から現在までアーガマ、ネェル・アーガマで軍医を務めるベテラン。
「Zガンダム」「ガンダムZZ」に登場したハサン先生その人である。
- メラン(声:石塚運昇)
階級は中佐。「逆襲のシャア」と同じく、今回もラー・カイラムの副長を務める。
非軍属
- リカルド・マーセナス(声:有本欽隆)
地球連邦初代首相。U.C.0001に起こったテロにより首相官邸ラプラスと共に虚空に散った。
- ローナン・マーセナス(声:小川真司)
リディの父親で地球連邦の政治家。保守派の大物で移民問題評議会の議長。『箱』の中身を知っているようである。
ビスト財団&アナハイム・エレクトロニクス社
- カーディアス・ビスト (声:菅生隆之)
親父。
ビスト財団現当主だったりアナハイム工専の理事長だったり何かと偉い人。
バナージ・リンクスの父親で、サイアム・ビストの孫にあたる。息子のことはなんだかんだ言って気になっていたようである。
ちなみに、若い頃は地球連邦の軍人として戦闘機を乗り回していたらしい。
- ガエルちゃんガエル・チャン (声:青山穣)
ハゲオヤジ。
カーディアスに付き従う秘書兼ボディガード。元軍属。
- サイアム・ビスト (声:永井一郎)
ビスト財団宗主にして元テロリストの老人。"ラプラスの箱"の守人。
彼が"ラプラスの箱"を手にした時から物語は動き始めた。
ちなみに中の人は初代ガンダムで"あの役"をやっている人である。そこ、「役が多すぎて誰のことか分からない」って言うな。
- アルベルト(声:高木渉)
悪いガロード。アナハイム・エレクトロニクス社の幹部。メタボ体型。
- マーサ・ビスト・カーバイン(声:塩田朋子)
アナハイム・エレクトロニクス社の社長一族カーバイン家に嫁いだカーディアスの妹。ナイスバディなBBA美熟女。
ある意味この作品の黒幕。
- アーロン・テルジェフ(声:横堀悦夫)
アナハイム・エレクトロニクス社の技術者で、装甲材質部門担当としてユニコーンガンダム開発に関わっていた。
ロンド・ベルの襲撃時にメガラニカから脱出を図るも、エコーズに身柄を拘束される。
サイコフレームの特性等に詳しい。
その他
- モナハン・バハロ
ジオン共和国の国防大臣で、一年戦争後に活躍したダルシア・バハロ首相の息子。
メカニック
地球連邦
MS
- RX-0 ユニコーンガンダム
本作の主人公機。ジオニズム&ニュータイプ思想殲滅のための軍備再編計画「UC計画」の中核を為すMS。
2機存在し、白色の一号機にはラプラス・プログラムが組み込まれる。
- RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ
ユニコーンガンダムの2号機。重力下での試験のため地球で使用されていた。
漆黒の機体で頭部に獅子の鬣のような角を持つ。
一角獣と獅子というコンビのコンセプトは、作中にも登場する「貴婦人と一角獣」のタペストリーから取っている。
アニメでは専用兵装のアームドアーマーVNとアームドアーマーBSを装備。
- RX-0[N] ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン
バンシィの別形態。
シールド機能拡張のアームドアーマーDEと搭乗者との親和性を高めるアームドアーマーXCを装備することにより総合戦闘能力向上を図った。
ちなみにノルンとは北欧神話における運命の女神の事。ウルド、ベルダンディー、スクルドの三姉妹が有名。
- RX-0 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス
ガンダムフロント東京「DOME-G」の映像および「アクロス・ザ・スカイ」「ラスト・サン」「不死鳥狩り」に登場。
U.C.0095、ユニコーンガンダム1号機と2号機の建造データを反映して組み上げられた。
NT-Dが発動すると本体装甲の他に背面部にある2基のアームドアーマーDEが展開し、広げた両翼のようなシルエットを思わせる。
ちなみにフェネクスとはソロモン72柱神におけるフェニックスの悪魔版。
- RGZ-95 リゼル
U.C.0096における地球連邦軍の量産機。RGZシリーズの機体。MSA-005 メタス方式の変形機構をもつ。
一般機と隊長機ではバックパックの形状、センサーの色、機体色の一部などが違う。
MA形態時には、他のMSを載せて運ぶSFS(サブ・フライトシステム)としての役割も果たし、アニメでもジェガンやロトを牽引している場面が映る。
- RGM-89D ジェガン
「逆襲のシャア」でロンド・ベル隊に配備されていた、この時代の主力量産機(またはやられ役)。
以後マイナーチェンジを繰り返し、F91の時代まで使用される機体。ガンダムUCに登場するものは「D型」と呼ばれるタイプ。他にも推力を強化したA2型や電子戦仕様のEWACジェガンなどのバリエーション機も登場する。
OVA1巻では全編で素敵なやられっぷりを披露した。
- RGM-89De ジェガン(エコーズ仕様)
エコーズの特別仕様ジェガン。任務中にMSとの直接戦闘を行うことを想定して用意された。
ロトと同じ色に塗装変更されている他、ゴーグル型の追加センサーと胸部増加装甲により生存性を高めた仕様。
- RGM-89S スタークジェガン
上記のジェガンに増加装甲・スラスター追加、ミサイル・ポッド装備を施し特務仕様としたバリエーション機の一つ。
OVA1巻序盤にてクシャトリヤと壮絶な死闘を繰り広げた。
- RGM-89S プロト・スタークジェガン
OVA2巻でネェル・アーガマへの補給物資として登場したオリジナル版のスタークジェガン(の再デザイン)。
初期型ジェガンを大幅に改修したものであり、後に上記スタークジェガンの運用試験機となった。ちなみに複座。
- RGM-96X ジェスタ
UC計画においてユニコーンガンダムを補佐する目的で設計された最新鋭の量産機。ジェガン系の上位機にあたる。
デストロイモードでの稼働時間に制限のあるユニコーンガンダムに代わって敵の通常勢力を退け、敵ニュータイプ兵器にユニコーンガンダムを直接ぶつける状況を作る、いわゆるニュータイプ狩りのお膳立てを行うMSである。
12機がラー・カイラムにおいてテストのために配属された。主なパイロットは"ロンド・ベルのトライスター(三連星)"の連中。
- RGM-96X ジェスタ・キャノン
ジェスタの装備バリエーション機で、増加装甲に加え特に火気管制能力が強化されている。左右肩部に4連マルチランチャーとビーム・キャノン、脚部に三連グレネード・ランチャーを装備。これら武装と装甲は爆砕ボルトで瞬時にパージが可能。
- D-50C/D50C ロト
ECOAS(エコーズ)が運用する。ガンタンクに通じる部分があるかもしれないMS。
開発元はサナリィ、といえばわかる人にはわかるか。
12.2mとモビルスーツとしてはかなりの小ささ・・・のわりにやけに搭乗員数が多い。
- MSN-001A1 デルタプラス
リ・ガズィ BWSの親戚。早い話が、ウェイブライダーに変形できる百式。リディの搭乗機。
袖付きとの交戦で戦力を消耗したネェル・アーガマに補給物資として送られる。
オプション無しでの大気圏突入が可能。またバイオセンサーも搭載されているようだ。
- RAS-96 アンクシャ
まさかのアッシマー後継機。目立つ変更としては、機体色がグリーン一色となり頭部カメラアイはゴーグル型になった。もちろん変形も可能で、SFSとしての役割も果たす。
episode 5では正しくやられ役として大活躍。
- ARX-014 シルヴァ・バレト
ガンダムA連載「機動戦士ガンダムUC バンデシネ」に登場するオリジナルMS。
その外見の通りドーベン・ウルフを改修した機体。内蔵兵器や一部装甲をオミットし、準サイコミュMSとしてのコンセプトに絞り込んでいる。ガンダムヘッドタイプの他にジムヘッドタイプも存在し、NT-D実験用にユニコーンガンダムとの模擬戦を行った。
- RGM-86R ジムⅢ
- RMS-179 ジムⅡ
- MSA-003 ネモ
- MSA-004K ネモⅢ
- MSA-005K ガンキャノン・ディテクター
- RAG-79 アクア・ジム
- RMV-1 ガンタンクⅡ
地上に配備されている地球連邦軍のMS等機動兵器。どれも既に時代遅れの機種であり、後継機への転換が図られているものもあるが、一部地域では未だに現役で稼動している。
- RMS-179 ジムⅡ・セミストライカー
ジムⅡにジム・ストライカーのパーツを用いて現地改修を施した機体。肩と左腕に増加装甲が装着され、ツイン・ビーム・スピアも装備。
- RGZ-91 リ・ガズィ
「逆襲のシャア」に登場した、Zガンダムの量産化を目指した機体。
ラー・カイラム内のMSデッキでチラ見。
- RX-160S バイアラン・カスタム
Zガンダムに登場した、人型のまま1G重力下での飛行が可能なこの時代では稀有なMS、バイアランのカスタム機。
episode 4でのトリントン基地攻防戦でジオン残党軍に劣勢であった連邦軍にあって、颯爽と登場し次々とジオン軍MSを撃墜、汚名挽か…返上する活躍を見せた。
- MSZ-006A1 ΖプラスA1
「ガンダム・センチネル」に登場した、少数が量産されたZガンダムのバリエーション機体。量産型とはいえガンダムタイプなのだが、劇中ではジェスタ・キャノンに踏んづけられて墜落するという情けない姿を晒すことに。さらに見た目や公式サイトの解説では陸戦用のA1型であるが、劇中では僚機のIFF上で宇宙戦用のC1型と誤表記されてしまっているなど扱いはやや不遇。
- FD-03 グスタフ・カール
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に登場する量産型MS。本作の時点では開発は完了しておらず、試験運用中の機体がとある施設の警護に駆りだされている。
戦艦・その他
- SCVA-76 ネェル・アーガマ
ロンド・ベル所属、ネェル・アーガマ級強襲揚陸艦1番艦。未だに現役の戦艦である。改修は受けているが。
…というか『ZZ』に出てきたネェル・アーガマそのものである。何の因縁であろうか。
- ラー・カイラム
ロンド・ベル旗艦、ラー・カイラム級機動戦艦1番艦。これも『CCA』に登場したあのラー・カイラムである。
U.C.0096現在、地上において、新たに搭載された新型ミノフスキークラフトの試験中。
- M-101A3 対MS重誘導弾リジーナ
- FF-3 セイバーフィッシュ
トリントン基地に旧型MSと共に残されていた戦力。ジオン残党の襲撃に対応する前にザクⅠ・スナイパータイプの高高度からの狙撃により破壊される。
- ガルダ
超大型空中輸送機ガルダ級のネームシップ。地球上層部を周回飛行する成層圏プラットフォームとして数機が製造された。
同型機(アウドムラ・スードリ・メロゥドetc.)がZガンダム、ZZガンダム、ガンダム・センチネル等で登場している。
- ゼネラル・レビル
ドゴス・ギア級宇宙戦艦2番艦。冗談ではない大きさである。ちなみに名前の由来はかのレビル将軍。4個大隊、計48機のMS搭載数を誇る。
なお、ドゴス・ギア級の1番艦(ネームシップ)は『Z』においてティターンズの旗艦として活躍したアレ。
- グリプス2
『Z』にて猛威をふるった"コロニーレーザー"。極秘裏に修理されていた。
ネオ・ジオン残党”袖付き”
MS
- NZ-666 クシャトリヤ
かわいくなったクィン・マンサ。パイロットは逆にロリから美女になったと言うべきか…
24基のファンネルを搭載し、コックピットにサイコフレームを使用したNT専用MS。
かなりの大きさの重MSではあるが、4つのバインダーを駆使したAMBACで機動性は高い。
- NZ-666 クシャトリヤ・ベッセルング
ユニコーンガンダムによって撃破されそのままネェル・アーガマに収容されていたクシャトリヤを、合流したガランシェール隊が補修したもの。ベッセルング(Besserung)とは、ドイツ語で回復の意。
- NZ-666クシャトリヤ・リペアード
上記のベッセルングにさらなる補修と改修を施した姿。欠損した左腕、右足、左右後方のバインダーにはそれぞれハイパー・ビーム・ジャベリン、ビームガトリングガン、増槽を兼ねた大型ブースターが取り付けられた。また、ファンネルにはシュツルム・ファウストの弾頭を取り付けることでサイコミュ誘導式のミサイルへと改造され、後のファンネルミサイルを先取りしたような武装となった。
- AMS-129 ギラ・ズール
ギラ・ドーガの発展版。袖付きの量産機。装備等でバリエーションがあり、アンジェロ機のような専用機も存在する。
- AMS-129M ゼー・ズール
ギラ・ズールをベースに水陸両用MSとして開発したもの。
ベストを着たような外見と両手の格闘用クローが特徴。
- YAMS-132 ローゼン・ズール
アンジェロ・ザウパー専用ギラ・ズールをベースに、シナンジュの予備パーツから取り出したサイコフレームやインコムなどを追加し設計したアンジェロ専用MS。見た目は薔薇らしい。
対ユニコーン用のサイコミュ兵装『サイコ・ジャマー』を装備している。
なお、カトキハジメ氏曰く、ハンマ・ハンマ(『ZZ』に登場したマシュマー・セロ専用MS)の現代的リニューアル…らしい。
- MSN-06S シナンジュ
サザビーを連想させるカラーリングとシルエットだが、ファンネルは搭載しない。外観や型番こそ違うが、ムーバブルフレームの一部にサイコフレームが使用されているなど、開発経緯の点でユニコーンガンダムとは兄弟機である。
なお、「強奪に見せかけて譲渡した」という点では、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場したガーベラ・テトラと共通しているが、ガーベラ・テトラはガンダム開発計画における"ガンダム試作4号機"のプランからジオン系のMSに修正されて完成したのに対し、シナンジュは最初からジオン系の外観で設計されている。
余談だが、ガンプラの「MGシナンジュver.Ka」は2008年度のMGガンプラの売り上げ2位を記録している(1位は無論RX-78-2ガンダムで、3位はフォースインパルスガンダム)。お前ら買いすぎである。
- NZ-999 ネオ・ジオング
シナンジュをコアユニットとした拠点攻略用巨大MA。サイコフレーム技術を基点とした多数の兵装を搭載している。
アニメ版UCで設定された機体であったが、同梱小説「不死鳥狩り」で原作世界にも存在したという設定になった。なおネオ・ジオングはαアジールの企画段階の名前でもある。
- AMX-107R リバウ
ガンダムフロント東京「DOME-G」の映像に登場。
かつてネオジオンで開発されたMS「バウ」を袖付きが大幅改修した。
上半身(リバウ・アタッカー)のコクピット周辺と下半身(リバウ・ナッター)の機首周辺にサイコフレームを採用している。
機体のマーキングの通り元々はフル・フロンタル専用機として用意されていたがシナンジュの入手が確定した後は他のパイロットが搭乗している。
- AMX-101E シュツルム・ガルス
旧ネオ・ジオンのMS、ガルスJの改修型。運動性能と格闘性能に特化した改修が行われ、重量級MSであったガルスJと比べて大幅に軽量化されている。
- AMS-119 ギラ・ドーガ
- RMS-119 アイザック
- AMX-009 ドライセン
- MS-12 ギガン
- MS-21C ドラッツェ
- AMX-003 ガザC
- AMX-006 ガザD
- AMX-107 バウ
- MSN-03 ヤクト・ドーガ
- RMS-119 アイザック
袖付きの拠点である、鉱物資源衛星<パラオ>に配備されている旧MS達。
現ジオン残党の窮状がよく分かるラインナップ。共通して『袖付き』の装飾が施されている。一部武装が変更されているものもある。
戦艦
- ガランシェール
『袖付き』の一隊、ガランシェール隊が運用する航宙貨物船。民間の輸送船に偽装している。大気圏突入能力・重力下での飛行能力を持ち、MSも搭載可能。
- レウルーラ
『袖付き』旗艦、レウルーラ級戦艦。『CCA』に登場したあのレウルーラ。
地上のジオン残党軍(&ドバイの末裔)
MS・MA
- AMA-X7 シャンブロ
リアル黒魔神闇皇帝。もしくは水陸両用巨大モビルアーマー。ハマーン時代のネオ・ジオンが遺した兵器案を元に、ジオン残党軍が6年余りの歳月をかけて完成させた。袖付きの援助・技術供与もあって、サイコフレームが採用されている。武装には大口径のメガ粒子砲のほか、サイコミュで制御されるIフィールドのリフレクタービットを搭載する(サイコガンダムMk-IIに同様のシステムが搭載されている)。
原作小説ではドバイの末裔たるガーベイ一家が乗り込む複座だが、アニメではロニが一人で乗り込む。
余談だが、連邦軍兵士内では「シーゴースト」と呼ばれており、初登場の際に「ボーンフィッシュ」という潜水艦を沈めている。…いいのかそれは!?
- MS-05L ザクⅠ・スナイパータイプ
ハーモニー・オブ・ガンダムで設定された機体。ゲーム等で既にご存知の人も多いと思われる。
ザクⅠにビーム・スナイパー・ライフルと大型のサブ・ジェネレータを積み、長距離狙撃仕様に改修したMS。
- AMX-109 カプール
- MSM-04G ジュアッグ
- RMS-192M ザク・マリナー
- MS-06V-6 グリーンマカク
- MS-06K ザクキャノン
- MS-06D ディザート・ザク
- RMS-108 マラサイ
- MSM-07 ズゴック
- MSM-08 ゾゴック
- MS-09F/TORP ドム・トローペン
- MS-09G ドワッジ
- MS-14D デザート・ゲルググ
- AMX-101 ガルスJ
- MS-06FZ ザクⅡ改
- MS-07C-3 グフ重装型
ジオン残党軍が使用するMS。骨董品レベルのジオン水泳部から元連邦軍の機体まで、様々な旧型が入り乱れている。
- AMX-101K ガルスK
「ガンダムZZ」に登場したガルスJの派生機。フィンガーランチャーやミサイル・ポッドはオミットされ、ガ・ゾウムのハイパー・ナックルバスターと同型のビーム・キャノンを新たに装備している。
- MS-08TX/S イフリート・シュナイド
グフとドムの中間に位置し、8機しか存在しないというカスタムメイド機「イフリート」のバリエーション。大型ヒートサーベルは装備しておらず、ヒート・ダート(クナイ)とショットガン、ジャイアント・バズで武装している。
PS3用ソフト「サイドストーリーズ」のメインエピソードの一つ「ミッシングリンク」にて機体名称の由来とパイロット、設定が明かされた。
輸送機・その他
- ファットアンクル改
超大型輸送ヘリコプター。ザクⅠスナイパーを搭載し、上空からの狙撃目的で使用された。
- P-01B ルッグン
戦術偵察機。ロニとカークスがガランシェールの元に救援に向かった際に使用。
ビスト財団
- メガラニカ
ビスト財団が所有する超巨大宇宙船(終盤までコロニービルダーとして秘匿)。インダストリアル7コロニーの建造を行っており、『袖付き』とビスト財団の『箱』に関する取引はここで行われた。
カーディアス・ビストの別荘もここにある。最終決戦において、ネオ・ジオングのメガ粒子砲の一斉射撃で壁面を大きくくり貫かれ(外部装甲にまで達するレベルの大穴)、甚大な損害を被った。
アニメ版スタッフ
- 原作:矢立肇・富野由悠季
- 監督:古橋一浩
- 脚本:むとうやすゆき
- キャラクターデザイン原案:安彦良和
- アニメーションキャラクターデザイン:高橋久美子
- モビルスーツ原案:大河原邦男
- メカニックデザイン:カトキハジメ・佐山善則・石垣純哉・玄馬宣彦
- 設定考証:小倉信也
- 音響監督:木村恵理子
- 音楽:澤野弘之
- ストーリー:福井晴敏
- 主題歌
CHiAKi KURiYAMA(栗山千明) 「流星のナミダ」(第1巻)
Kylee(カイリー) 「Everlasting」(第2巻)
CHEMISTRY 「merry-go-round」(第3巻)
earthmind 「B-bird」(第4巻)
BOOM BOOM SATELLITES 「BROKEN MIRROR」(第5巻)
Aimer 「RE: I AM」(第6巻)
Aimer 「StarRingChild」(第7巻)
SawanoHiroyuki[nZk]「Into the sky」(RE:0096)
アニメ各話サブタイトル及び公開日・BD/DVD発売日
|
サブタイトル |
公開日 |
BD/DVD発売日 |
第1話 |
ユニコーンの日 |
2010年2月20日 |
2010年3月12日 |
第2話 |
赤い彗星 |
2010年10月30日 |
2010年11月12日 |
第3話 |
ラプラスの亡霊 |
2011年3月5日 |
2011年4月7日 |
第4話 |
重力の井戸の底で |
2011年11月12日 |
2011年12月2日 |
第5話 |
黒いユニコーン |
2012年5月9日 |
2012年6月8日 |
第6話 |
宇宙(そら)と地球(ほし)と |
2013年3月2日 |
2013年3月22日 |
第7話 |
虹の彼方に |
2014年5月17日 |
2014年6月6日 |
原作・文庫版
原作単行本のカバー絵は人物を安彦良和、メカをカトキハジメが担当。
文庫版は角川文庫と角川スニーカー文庫の2レーベルから刊行されている。
角川文庫版はカバー絵を加藤直之が担当。挿絵はない。
角川スニーカー文庫版はカバー絵を美樹本晴彦、挿絵を大森倖三が担当している。
ちなみに角川文庫版は、10冊全ての表紙カバーを並べると一つの絵が完成するようになっている。
漫画
機動戦士ガンダムUC バンデシネ
ガンダムエース2010年3月号より連載中の大森倖三による漫画。
主にアニメ本編をもとにしているが、単なるコミカライズではなくバンデシネオリジナルのMS等も登場する(上記シルヴァ・バレトetc.)。
また、第5話終盤に映ったリゼルディフェンサーbユニットのように、バンデシネからアニメに逆輸入されたものもある。
機動戦士ガンダムUC テスタメント
虎哉孝柾が描く、MS視点による独白形式で話が進む漫画。オムニバスとなっている。
機動戦士ガンダムUC 星月の欠片
森田崇による外伝漫画。
本編の脇や影で活躍した連邦軍の人物・MSにスポットを当てている。
機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
白石琴似による外伝漫画。
こちらは本編の脇や影で活躍したネオ・ジオン残党軍の人物・MSにスポットを当てている。
機動戦士ガンダムUC MSV 楔
本橋雄一による外伝漫画。
MSVを中心とした知られざるストーリーを描いている。
ゲーム
シリーズ単独でのゲーム化が発表された。開発はフロム・ソフトウェア。
ep.1~3までの物語が収録され、主人公バナージだけでなくミネバやリディ、マリーダやフロンタル視点でのシナリオもプレイできる「ユニコーンモード」と、自分でメンバーを編成してオリジナルの戦場を戦う「カスタムキャストモード」がある。
また、無料・有料のDLCを配信予定であり、特に注目されるのが原作者・福井晴敏氏書下ろしのシナリオや、カトキハジメ氏新デザインのMS等のコンテンツ。
さらに初回生産の特典として「デルタガンダム」がダウンロードできるプロダクトコードが封入されるとのこと。
さらにさらに、ゲームとプラモデルの連動企画として3月発売予定のHGUCデルタガンダムに「デルタガンダム(クワトロ搭乗)との対決ミッション」がダウンロードできるプロダクトコードが封入される。
対応機種はPS3。ジャンルは3Dアクション。2012年3月8日発売。
ちなみに開発担当のフロム・ソフトウェアの看板タイトルといえばアーマード・コアシリーズだが、アーマード・コアが制作されたのには「ガンダムのゲームを作りたかったけどダメだったから」という経緯もあった。フロムにとってはようやく念願が叶ったともいえるのである。(A.C.E.などもあったわけではあるが)
PV
ゲーム版公式サイト
「機動戦士ガンダムUC」がPS3で2012年春に登場。「シャアの反乱」のその後を追体験,さらに原作では描かれなかった敵陣営視点の物語も | ニコニコニュース
PS3『機動戦士ガンダムUC』DLCで書き下ろしエピソード、新規MSを配信!/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム

関連チャンネル
ついでの知識
- 2002年頃にガンダムエース誌から福井晴敏氏に連載の依頼があった際、福井氏は当初「1st~Zにおいてハロの販売を行おうとアムロにコンタクトを取ろうとするサラリーマンを主人公としたコメディ」を考えていたが関係者からは「ちゃんとやってよ」と一蹴(これも凄く読んでみたい気もするが…)。
…というわけでZZ~CCAの外伝を作ろうと考えていたらサンライズ側から「どうせやるなら宇宙世紀世界をまるごと鷲掴みにするような話にしなさいよ」と物言いが入った。
…これがUCの生まれた経緯である(一部省略してるけど大方ホント。第1巻ブルーレイの小冊子より)。
- 初代「機動戦士ガンダム」ではいくつかのチョイ役(モブキャラ)の声もあてていたというエピソードを持つ永井一郎氏。今作ではサイアム役として出演しているが、せっかくだからまたモブキャラを演じてもらおう、ということでepisode 4では永井氏演じるジオン兵が本編に登場している。どこにいるのかさがしてみよう。
- ep.6冒頭の戦闘でゼネラル・レビルより発艦する「マット小隊」と「アラン小隊」。これら小隊名はそれぞれ、PS2「機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles」のマット・ヒーリィとWii「機動戦士ガンダム MS戦線0079」のアラン・アイルワードという、ガンダムゲームの連邦主人公の名前が元ネタである。使用許可も得たのだそうだが、この2つのゲームを手がけた徳島雅彦氏によれば「公式設定としてゲームキャラが登場したわけではなく、本人たちかもしれないし、もしかしたらレビルに縁のあるエースを小隊名にしてたのかもしれない…等、人によって楽しいと思う方向で空想するための元ネタにしてもらえたら嬉しいです」とのこと。
機動戦士ガンダムUC ep.6におけるガンダムゲームの小ネタ - Togetter
外部リンク
機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]公式サイト
小説 機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]公式サイト
関連項目
スタッフ
その他
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キャラクター
- バナージ・リンクス
- オードリー・バーン
- リディ・マーセナス
- ブライト・ノア
- マリーダ・クルス
- フル・フロンタル
- アンジェロ・ザウパー
- カイ・シデン
- ハロ
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メカニック
- ユニコーンガンダム
- ユニコーンガンダム2号機
- ユニコーンガンダム3号機
- ジェガン/スタークジェガン
- リゼル
- デルタガンダム
- デルタプラス
- ガンダムデルタカイ
- アンクシャ
- バイアラン・カスタム
- シルヴァ・バレト
- シナンジュ
- ネオ・ジオング
- クシャトリヤ
- ギラ・ズール
- イフリート・シュナイド
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