異界滅神ジャゴヌバとは (イカイメッシンジャゴヌバとは) [単語記事]

異界滅神ジャゴヌバとは、ドラゴンクエストXにおけるラスボスである。

概要

アストルティアにおける最大の敵であり、忌み名としてその名は隠されており一般的には「大いなる闇の根源」と呼ばれる。黒き無数の手でナドラガやマデサゴーラ、ネルゲルに力を与え、古代の王を災厄の王に堕とす、アストルティアの大地を魔瘴で汚染させ多くの魔物を生み出すなどの所業が語られていた。

キャラクター

Ver.5のストーリーで詳細が判明。元々は触れた物を鉱物に変える能力を持った異界滅神の一族の一人であり、神話の時代に「滅神の邪園」と呼ばれる船に乗ってアストルティアに襲来し、次々と生物を鉱物に変えていった。
後に「魔祖」と呼ばれる賢者の手によりその能力を封印されるも、今度はその姿を肉塊に変え、その体から魔瘴を噴出するようになり、大地を汚染させていった。その結果汚染された大地は女神ルティアナの手により切り離され魔界となる。

そしてジャゴヌバと配下の七柱の邪神 VSルティアナと七柱の種族神による終わりなき戦いの末、鏡合わせの秘技により肉体をジャゴヌバ神殿に、魂をナラジア(CV:宮田幸季)という少年に分離されルティアナと相討ち同然で封印された。

しかしその間も大魔瘴期のための力を蓄えつつ、魔界の住民にアストルティアへの憎悪を植え付け、幾度となくアストルティアを侵攻させていた。そしてルティアナの魂の依代たる少女イルーシャが神魂融合の儀を行い、ルティアナを復活させたことに伴い自らも復活し、彼女を打ち倒す。
そして世界樹の花の力で復活した彼女の光の力を逆に取り込んだ「絶対滅神ジャゴヌバ」へと変貌し、世界を滅亡させようとするも、魔界とアストルティアの全住民の思いを乗せたミナデインの一撃で完全に葬り去られ、神話時代からの戦いについに終止符が打たれることとなった。

Ver.6.3では異界滅神の一族の正式名称が「ジア・クト念晶体」であること、ジャゴヌバの真名が「ジア・グオヌバ」であることが明かされている。

七柱の邪神

ジャゴヌバがルティアナの子供である種族神に対抗すべく生み出した神々。ルティアナと力を合わせた種族神に敗北し、アストルティアの各大陸に封印されていたがVer.5で次々と姿を現していく。

暴虐の邪神ダビヤガ(CV:三瓶雄樹)

デュランやダークドレアムに似た姿の邪神で、ナドラガを標的としていたが彼がジャゴヌバ側に就き、魔界のジャゴヌバ神殿に封印された主の肉体を守護し続けている。作中で最初に戦うこととなる。

禁忌の邪神ヤファギル(CV:赤城進)

鳥の仮面を被り、鎌を持った人型の邪神で、エルドナを標的としている。後の呪われた大地に封印されていたがジャゴヌバの依代である事を思い出したナラジアによって復活。3人に分身する能力を持ち、それぞれを同時に倒さないと復活してしまうので、ユシュカ&アスバル、アンルシア&ヴァレリア、主人公&シンイ&エステラの3手に分かれて挑む。

戦禍の邪神ジュネイラ

オーグリード大陸の邪神の宮殿に封印された邪神で、ガズバランを標的としている。今まで登場したボスモンスターを再現した戦禍の眷属を生み出し、封印を解こうとしているが魔封剣姫(とプレイヤー達)に阻まれ続けている。眷属達のまめちしきにて詳細が記されており、四本の腕を持った女性型である事が示唆されている。

渇欲の邪神ガルザンド

ドワチャッカ大陸のカルサドラ火山に封印された邪神で、ワギを標的としている。岩の身体を持つ巨人のような姿をしており、メゴーアと共に復活したがルティアナに再び敗北し、ジャゴヌバに取り込まれた。メゴーア同様、名前は書籍「アストルティア秘聞録」より。

怨嗟の邪神メゴーア

ウェナ諸島のシエラ巡礼地に封印された邪神で、マリーヌを標的としている。まるで巨大なクトゥルフのような姿をしているが、ガルザンドと同じ末路を辿った。だが海賊の職業クエストにて自身の力と意思を宿した手段が複数存在している事が発覚した。

嘲弄の邪神ピュージュ(CV:関智一)

プクランド大陸のけがれの谷に封印されていた邪神で、レイダメテスの騒動に乗じて封印を破った。ピナヘトを標的としている。その正体は目覚めし五つの種族で登場した旅芸人ピュージュで、ガートラント城下町の騒動やVer.3の後日談「吼えろトビアス!」の黒幕。Ver.5でも魔界でアストルティアへの侵攻や戦禍の邪神の復活の為に暗躍し、ルファ神殿にて正体を現す。その姿はポットの胴体から四本の脚と二本の腕を生やした異形で、尻尾はけがれの谷に住んでいたけがれの大蛇である。敗北後はマリーンの体内に封印されたが…