相模原障害者施設大量殺戮事件とは、平成28年7月26日に起きた、障害者差別という極めて身勝手な動機で行われた殺傷事件である。
2016年7月26日午前2時38分、スタッフが「刃物をもった男が暴れている」と警察に通報。それにより午後3時すぎに犯人(当時26歳)が「わたしがやった」と出頭し、緊急逮捕された。実はこの犯人は元スタッフであった。
死亡者19名、重傷者20名、軽傷者6名。
一応、当初は建造物侵入の各容疑と殺人未遂であったが、後に殺人罪に切り替わった。
大勢の人間の命を奪い、かつ、犯行動機が非常に身勝手すぎるため、犯人は当然ながら死刑判決を受けた。
なお、犯人は障害者をバカにしたほか、スタッフを結束バンドで拘束し犯行に及んでいたが、その障害者がスタッフの結束バンドを切っていたおかげで被害が抑えられていた可能性があるとのこと。
犯人は大勢の人間を襲う予定だったそうだが、西棟2階にいたスタッフが異変を感じ部屋に籠城したことから、犯人は刑事告訴されることを恐れ、救急車への通報でも警察への自首でもなく、逃走という自己保身を選択した。
一応、施設側にも侵入者を自動で知らせる、警報を鳴らすなどの防犯システムが疎かになっていた部分はあったものの、この施設に限らず、そこまで想定されている施設のほうが少ないのが現状(少なくとも2016年当時は)。
犯人は障害者をバカにしていただけではなく、施設をクビにされたことによる恨みもあったとのこと。
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最終更新:2025/01/03(金) 14:00
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