第603技術試験隊とは、OVA作品「機動戦士ガンダムMS IGLOO」に登場する部隊である。
通称「603(ロクマルサン)」。
ジオン公国軍技術本部傘下の部隊であり、同時に主人公オリヴァー・マイの所属先である。母艦として徴用した客船ヨーツンヘイムを運用する。様々な名目で送られてくる試験兵器の評価試験を行うのが主な任務とする。開隊日は不明だが、一年戦争前に創設されたものと思われる。裏方の部隊だからか不明瞭な点が多く、サントラには「603とあるが、601や602があるのかも怪しい(意訳)」と書かれている。同様の部隊として存在が確認されているのは第604技術試験隊くらいである。603内には技術試験科、技術情報科、ペーネミュンデ機関、軍属などが一同に会しており、そのゴチャゴチャぶりから上官シャハト少将より「603はシチューのようなものだ」と言われている。
一年戦争を通して評価試験を行った試作兵器はヨルムンガンド、ヒルドルブ、エーギル(漫画版)、ヅダ、ゼーゴック、ゲム・カモフ(漫画版)、オッゴ、ビグ・ラング。戦争中盤までは裏方役に徹し、送られてくる試作兵器を黙々と評価試験していたが、オデッサ陥落を機に戦況は悪化。残余のヅダがヨーツンヘイムに配備され、第603技術試験隊は最前線での任務をも担当するようになる。12月に入ると604が壊滅し、より戦局が厳しくなってきた。「動ける試験隊は全てソロモン宙域に向かわせる」とシャハト少将が発言しており、603以外にもまだ試験隊が残っている事を示唆している。
そして12月31日のア・バオア・クー攻防戦に参加。ビグ・ラング、カスペン大佐を失う手痛い犠牲を払ったが、ヨーツンヘイムは無事戦争を生き延びた。
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最終更新:2024/11/08(金) 20:00
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