虻

虻とは、アブのことである。→アブ

漢字として

虻

Unicode

U+867B

JIS X 0213

1-16-26

部首

虫部

画数

9画

意味

アブ、ウシアブ、という意味がある。また一足一翼の伝説上の鳥の名。莔と通じてバイモのこともいう。

〔説文解字〕の本字は蝱で〔説文・巻十三〕に「人を齧む飛蟲なり」とある。

字形

形声で声符は亡。

音訓

音読みはボウ（漢音）、訓読みは、あぶ。

規格・区分

常用漢字でも人名用漢字でもない。JIS X 0213第一水準。

語彙

蝱飛・蝱風

異体字

蝱

Unicode

U+8771

JIS X 0213

1-91-58

部首

虫部

画数

15画

䖟

Unicode

U+459F

部首

虫部

画数

9画

𧌦

Unicode

U+27326

部首

虫部

画数

14画

䗈

Unicode

U+45C8

部首

虫部

画数

14画

𧕕

Unicode

U+27555

部首

虫部

画数

23画

• 蝱は、〔説文〕の本字。JIS X 0213第三水準。
• 䖟は、〔玉篇〕にある蝱の俗字。虻の異構。
• 𧌦は、〔字彙補〕に「音義、䖟と同じ」とある異体字。
• 䗈は、〔正字通〕にある蝱の俗字。
• 𧕕は、〔漢語大字典・異体字表〕にある蝱の異体字。〔竜龕手鑑〕にも似たような字が蝱の古文として載っている。