覚せい剤うたずにホームラン打とうとは、清原和博の黒歴史である。
西武ライオンズに入団したばかりのルーキー・清原和博が、警察庁の1987年7月の「覚醒剤等薬物防止強化月間」の啓発ポスターのモデルとして起用され、その際に添えられたコピーである。
このポスターの効果もあって、日本中の覚醒剤常習者が注射器をバットに持ち替え、草野球にいそしんだという。
上記のポスターやコピーについての話が全国的に広まった経緯だが、作家・コピーライターであった中島らもが対談記事や複数の著書内でこの話について何度も言及しており、それによって徐々に知られるようになったようだ。いわゆる中島らもにとっての「持ちネタ」というか、お気に入りの話だったと思われる。
なお2001年に放映された木村拓哉主演のドラマ「HERO」でも、「上司が部下の麻薬乱用を疑い、部下を改心させようと苦心する」シーンにてこのポスターについての台詞がある(第6話)。ただし台詞では「野球選手」としており、個人名などは出していない。
時は流れ2016年2月2日、なんと清原和博自身が覚せい剤取締法違反(所持)容疑により逮捕されてしまう。これによりこのポスターには「覚せい剤防止のキャラクターとして登場した本人が、覚せい剤所持により逮捕されてしまう」という皮肉なオチがついた。
通算525本ものホームランを打って引退した清原。その後覚せい剤まで打った彼は、本当の意味での黒歴史を作ってしまった。
制作された年が1987年と古かったこと、またポスターが一般市民に販売される性質のものでなかったことも影響して、有名なコピーの割にこのポスターの実物画像がインターネット上などに出回ることは長い間なかったようだ。そのためこの話が「本当にあったかどうか」については諸説あった。
しかし上記の逮捕報道を受けて一部ネット上(リンク先個人Twitter)に写真がアップされた。この写真では、「けいさつのまど特集号」(警察庁発行)の表紙写真に「白い粉の恐怖」というタイトルと共に、清原がバットを振るシーンと例の「覚せい剤うたずにホームラン打とう」というキャッチコピーが確認できる。この「けいさつのまど」に関しては一部の警察署、および大学図書館等にバックナンバーがあるようだ。
さらに、2016年2月3日放送のテレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」内、清原の逮捕を報じる映像内でもこの表紙画像とほぼ同じものが放映された。さらに同日、複数のニュースサイト[1][2][3]、でも1987年当時の新聞夕刊記事やこのポスターについて記憶するコピーライターらへの取材などをニュースソースとしてこのポスターについて報じられており、実在したポスターだったことがほぼ確定した。
掲示板
158 ななしのよっしん
2022/07/10(日) 03:36:40 ID: vEnPOJ1vy3
まったく野球やらない上に
スポーツ観戦もしないガチのド素人なんだけど
「ホームラン打とう」って
ホームランって簡単に打てるもんなの?
ごめん、バットでカーンッって打ったら
すごく飛んでくイメージしかない 教えて詳しい人
159 ななしのよっしん
2022/07/29(金) 17:39:28 ID: 97cxN5bY2K
>>156
そらカジュアルなゲートウェイドラッグのマリファナやドラッグの王ヘロインの方が人気はあるかもしらんが覚醒剤だって十分流通してるっつの
「DEA 覚醒剤」でググれば米麻薬取締局の摘発記事いくらでも出てくるわ
160 ななしのよっしん
2023/02/19(日) 10:05:33 ID: wUpcfI09A3
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最終更新:2025/04/24(木) 09:00
最終更新:2025/04/24(木) 08:00
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